アレン・ハインズ名義ライヴ2024年5月来日～マクサン・ルイス・ゲストで登場

【Maxayn Lewis Will Be Featuring Allen Hinds & LA Super Soul Band】

ヴェテラン。

現在ロスアンジェルス在住の多様性のあるギタリストでアラバマ州オーバーン生まれのアレン・ハインズの来日が2024年5月に決まった。5月15日（水）に東京・丸の内コットンクラブ、5月16日（木）に大阪の246ライヴハウスGABU、5月17日（金）名古屋ボトムラインで行われる。今回は、スペシャル・ゲストでヴェテランのマクサン・ルイスが帯同する。

丸の内コットンクラブ→

https://x.gd/SXydD

アレン・ハインズはバークリー音楽院に通った後、ロスに。ブルーズ、R&B、ジャズ、ポップ、ロックなどをプレイする。これまでにナタリー・コール、クルセイダーズ、ロバータ・フラック、ランディ・クロフォード、ボビー・コールドウェル、ジェームス・イングラムなど錚々たるアーティストたちのレコーディングや、ライヴ・ツアーなどに参加してきた。また録音した作品はテレビ番組などでも使われているという。さらに、ハリウッドのミュージシャンズ・インスティテュートで生徒たちにギターを教えている。特にブラック・ミュージックの影響が強いギタリストと言えるかもしれない。

これまでに、2005年の『ファクト・オブ・ザ・マター』から2016年の『フライ・サウス』まで5枚のアルバムをリリース。

何度も来日しており、最後の来日は2016年11月。東京西麻布のレストラン・ライヴ・ハウス、「ルーム39」で行われた。

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12218926556.html

アレン・ハインズのオフィシャル・ホームページ

http://allenhinds.com/

アルバム

https://goo.gl/gIapiy

一方マクサン・ルイスは、オクラホマ州タルサ出身。リオン・ラッセルやギャップバンドらと同じ街の出身だ。1960年代、アイク＆ティナ・ターナー・レヴューの女性コーラス隊アイケッツのメンバーとなり、世界をツアー。ティナ・ターナーのドキュメンタリー『ティナ』(HBOで放送)にもちょっとだけ映っている。

（ティナ・ターナーとアイケッツ、マクサンは一番右）

その映画についての紹介↓

ドキュメンタリー『ティナ』～全米で放映～ひじょうに良質のドキュメンタリー

2021/04/03

https://note.com/ebs/n/n00e7dffe634

マクサンはアイケッツに約１年いたが、その後、ブルーズ・シンガー、ボビー・ブルー・ブランドのツアー・バンドに入る。ここで、のちに夫となるアンドレ・ルイスと出会う。

マクサンはキャプリコーン・レコーズからの1970年代初期に3枚のアルバムをリリース。カルト的な人気となったが、その内の2枚のアルバムは1970年代のソウル・アルバムとして最近CD化された。バンド、マクサンには、その後売れっ子になるマーロ・ヘンダーソンもいた。その後、アンドレ・ルイスとともにモータウンで「アンドレ」というグループを結成。これはジャケットでロボットの頭部分をイメージしており、のちのダフト・パンクに真似られた。

マーロ・ヘンダーソン訃報

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12088739398.html

ゴスペルに根差したディープなソウル歌唱で知られる。

また、マクサンは一時期日本に住んでいたこともあり、吉岡正晴の音楽イヴェント『ソウル・サーチン・ザ・セッション～トリビュート・トゥ・アリーサ・フランクリン』の回（六本木、スイートベイジル、2007年3月26日）にも飛び入り的に出演したことがある。

マクサンはアリーサの「フリーウェイ・オブ・ラヴ」を歌ったが、そのときの様子。

インスピレーション

2007年03月29日(木)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10029250598.html

また、マクサンがフィリップ・ウーのライヴで歌った「アイ・キャント・スタンド・ザ・レイン」を伝説のソウル番組「ソウル・サーチン・レイディオ」（2014年3月25日）で放送したときの同録。1分半くらいのところからかかります。

「ソウル・サーチン・レイディオ（52回）」セットリスト～4月から火曜24時へ

2014年03月26日(水)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11804552408.html