僕は、男三兄弟の長男。
1つ下の弟は京都で、士業の講師をやっています。
9つ下の弟がつい最近、書道家デビューしました。
熊本の大学の卒業式を終え、4月から、熊本を離れ、東京進出です。
(双龍 http://se.kcn-tv.ne.jp/users/souyou-t/souryu-top.html )
そして先日、人生仕事一筋だった親父が、
熊本空港から電話してきました。
電話に出たら号泣しているのです。
親父が号泣するのは初体験。
双龍を見送ってすぐの電話でした。
今まで仕事一筋で来ていて、
子供がすべて離れた時に、一気に寂しさを感じ、
そして仕事に向きすぎたことを反省しているとのこと。
なんだかその時、ずっとでっかく感じてきた親父が、
突然身近に感じました。
自分もなぜか号泣してしまいました。
もらい泣きとは違う涙でした。
それがなんだかはわかりません。
幼い頃からの記憶が、よみがえります。
親父が僕を抱っこして上に投げて遊んでくれたこと。
お風呂に入れて、タオルで空気袋を作って遊んでくれたこと。
なんだか、親父の記憶が塗り替えられたようです。
「未来」だけでなく、
「過去」も
「今」起こる経験によって変わるんだということに気付いた瞬間でした。