書道家として1人でやっていく決意をしてから、

これまで色んなことにぶつかりました。


色んな人に助けられました。

たくさんの人を傷つけました。

たくさんの優しさに触れました。


興奮しては、落ち込み、

やる気が出ては消えたり。


感情に振り回されることでよく疲れていました。


しかし、「今」に意識を集中させることや、

客観的に自分を見つめること、

呼吸、言霊などを利用して感情をコントロール

することが少しずつですが可能になりました。


それは欲求をコントロールすることにもつながります。


独立当初は様々な欲求がうずまいていました。

(いえ 別にそこまではエログロくないです)


そして、欲求が全0に近づいたり、増やしたり、

色々と迷いながら、一歩ずつ進んできて、

たどり着いた欲求が


「世界中に自分の想いを伝えたい。

そして伝わったことによって少しでも人の心が豊かになれれば!」

というシンプルなものでした。


そして、まさに想いがシンプルになった瞬間に作品集を作るオファーがきたのです。

そしていよいよ昨日一発目の作品集「たのしか」が全国の書店に並びました。


ものすごい量の書を書いてきて、

ものすごい量の言葉をはいてきて、

ものすごい量の想いが生まれては消えていきました。


それを一文字にこめました。




さきほど感情のコントロールなどと偉そうなことを書きましたが、

人間の欲求がすごい値まで高まったときはそんな簡単にはいかないもの。

作品集のことで、間違いなく感情の揺れが激しくなっています。

「今」に集中しようと頭ではわかっていても、

様々な感情がしっかりとからまってこびりついている。

浮き沈みが生まれ、揺れが止まらない。


「欲求」「感情」をもてあそべるまでにはまだまだ修行が足りない。


甘いぞ双雲 やばいぞ双雲 やるぞ双雲



感情

武田 双雲
たのしか