「書愉道」の重版が決定したとの連絡が出版社から今日ありました。一年も経たない内に、書の本が重版になるのはめずらしいことだそうです。素直に嬉しく思います。読んでくださった方に感謝いたします(^^)
先日、子供の生徒さんたちと授業の一環で近くの公園に行きました。
お題は「落ちているもので、文字をつくる」
すると、みんな予想以上の集中力と、粘りを見せました。
ただ文字をつくるだけでなく、「美」を追求し出します。
これは先生が言わなくても人間がそもそも備えている性格だと思います。
そして何も知らないはずの子供たちがつくる「書」は
隷書風だったり良寛風だったりと、歴史上に出てくる書に似てくることもあります。
大人が感動してしまうような「美」が存在したりします。
自分も含め、世の中の大人はもっと、子供から学ぶべきところがたくさんあると思います。いつの時代も大人は一方的に子供に押し付けます。
子供から学ぶことで、「自分の過去」からも色んなことを学べます。
子供はある時は「先生」であると思います。