最近また中東が緊迫している。
いつでも戦争状態に入るような状態だ。

彼らの気持ちや理由は僕の想像を超えている。

何かを崇めたり、何かにすがったりすることは、
僕からすると自分を不幸にするだけだと思うのだが、
そうなるまでの過程が、歴史に深く深く刻まれているのだろう。

価値観も歴史も日本人とは遥かに異なる国同士が戦っている現状に日本人がやれることはなかなか見当たらない。政治家も音楽家も平和団体も、企業も、やれることがなかなか見当たらないでいるだろう。


では「俺」としてはどうだろう。

書道家として1日本人として何ができるだろうか。

やはり、自分と関わる人たちを元気にしていくしかない。

笑顔にしていくしかない。

僕は人間を信じている。

人間を信じている。


戦争をすることで、
人間だけじゃなく、
動物や虫たち、そして植物も攻撃している。


そして、



何があっても報復してはいけない。

たとえ他の国が日本に攻めてきても、
攻め返してはいけない。

攻め返した後のことを想像してみればわかるだろう。

日本がどうなるのか
世界がどうなるのか。

へたなプライドのために攻めてはいけない
攻めたおかげでプライドさえもズタズタになるだろう 。


想像してみる。

みんなに家族がいる。

家族を守るために攻める?

相手を攻め返したら家族を守れるのか?

勝つまで?

戦争が終わるまで?


俺は、書道家として、
自分の力を信じて、
できるかぎりの笑顔やゆとりを作っていきたい

怒りや悲しみの連鎖に、
圧倒的勝利をもたらす「たのしさ」をつくっていきたい。

みんなが、信じあって、喜び合って 感謝しあって
他の動物や植物にまで思いやりを持てる人類になるまで、
できるかぎりのことをしたい。


きれいごと と言われてもいい。

自分の家族を守るために。

そして、


自分が幸せでいるために。



家族