先日 ある癌の患者さんと お話をしたときの事
私は 西洋医学がいい 東洋医学がいい
と どちらかがいい とは思いません
ただ いろいろ調べた上で 自分が納得してやった事であればそれでいいんではないか
そう思っています
今の私は 西洋医学はしたけれど 今後は もうしないで東洋医学というか
自分の力を付けていこう
その力というのは 身体だけではなく 心の力もだと思っています
しかし 今回は どうしても それは違うと 余計なお世話になるかもしれないけれど
言わずにおられなくなり 言ってしまいました
それは 彼女が さまざまな 代替え療法のお話をされていた時の事
メタトロンや バイコムなど 私も取り入れている治療の話はよかったのですが
「とても有名な ○○先生に 前世を見てもらったんです
そして 自分の前世の悪い因縁が 今の私が受けたということがわかって
とても すっきりしたんです」
というお話をされたのです
おおおおー そうきたかー
まあ 恋愛で占いをされたレベルでは問題はないと思いますが
今回は 癌の患者さん ちょっと スルー出来ないお話になりました
それだけでなく 「ご先祖さまにも 身体の弱い人がいて その血が自分に関わっているんだ」とも言われたのだという
実際に家に帰ってから 家系図を見て 特定したそうで。。
なので 「ごめんなさい ほんとは聞き流してあげるところなんだろうけど きっと 私にも教えてあげようと お話してくれているようなんだけど 私は 仏教を学ぶ者として それは聞き流せないことなのね
なので 余計な事かもしれないけど はっきり言うね
病気になったことに 前世も ご先祖さまも関係ないから 病気になったのは 自分が蒔いた種だということ
因果の法則で 自分が原因を作り 今結果が起きた だから 今までと違う生き方をしなさい
今まで間違った思考 行動を起こしてきたからだ と そこに気が付かないと 本当の意味で治る方向に向かわないと思う
今の私に言われるのは 説得力がないけれど 私は そこに気が付いたから 方向転換をしようとしている
そして 前世もご先祖様の因縁も 今のあなたに及ぼすことはない
これは 私が考えたことではなく 2600年前にお釈迦様がお話されたことだから
私の意見だと思わないでね だから 私は 自信をもって伝えてあげられる
今の自分を作るのは 今あなたが作る未来の私しかいない。
そういうと 彼女は
「自分が原因だと思うと 辛くて向き合えない」
「なぜ 私がこんな目にと 思ってしまう」
そう言われました
この時 この言葉を 何度か聞いたことを思い出しました
そして 自分も過去そう思ってきたことを思い出しました
苦しい事にあった時 正面から受け止めることができず
「なぜ 私が」
「なんにも悪いことはしていないのに」
そんな時 占いをしたり 御祈祷したり してましたね
自分の中に原因があるなんて 思ってもいなかったからです
外の世界を変えたら 誰かのせいにしたら 時代のせいにしたら
なんとかなる ほんとにそう思っていたんです
しかし そうではないんです
そこに 苦しみの原因がみつかることも 解決することも探すことは出来ない
なぜならば その苦しみというものは 自分が 生み出しているからなんです
例えば病気
「なんで 私ばかり」
「もう 不安と恐怖で耐えられない」
という人がいます
しかし 師匠の光静先生をはじめ 私の周りには 大きな病気を抱えたまま
楽しそうに不安も恐怖もなく 生きている人がいます
その差はなんででしょう
性格が強いからでも 運がいいからでもないですよね
それは もちろん いつか人は死ぬという事をきちんと把握していることもありますが
しっかりと 心のカラクリを知っていること
そして 宇宙の法則を知っている事
今を生きるために不要な「先の事を考えず 過去ばかり見る」
これは 無意味であって 今なにをすべきか 何が出来るかに集中せよ
ということを わかっているからです
ここで一つ こんなお話を
「毒矢の例え」
お釈迦様に弟子が尋ねました
「お釈迦様 死後の世界って あるんですか？」
すると お釈迦様が言われました
「もし 飛んできた毒を持った矢が 貴方の身体に刺さったとする
その時 どうするか？」
すると 弟子は
「そしたら その矢を抜きます」
釈迦はこう言いました
「いや 貴方はそうしない この矢はどこから誰が放ったのであろう犯人を捜せ
この毒は どんな種類だろう 毒を消す方法はないか
そんなことばかり 考えて 真っ先にやらなくてはならない その矢を抜くことをしない
今の貴方の質問は そういうことだ」
ついつい 私達は 過去の出来事や 誰かのせいにして今の苦しみを押し付けたら幸せになる
と思っているけれど それでは解決はしません
今 自分に出来ることをする
それしかないのです
最近 こんなことをよく聞くようになりましたが
多くの人が
その方が楽だから（自分のせいではない）
前世のせいにして ご先祖のせいにして 時代のせいにしてしまうが
それでは解決はしない
10000歩譲って 前世のせいだとしましょう
だとしても 未来の貴方を変えるのは 今の貴方しかいない
そして 思うんですよ 悪い事しないで生きてる人なんかいやしない
もし 悪い事してなかったら 生まれてこなかったと思いますよ
だから 生まれ変わってまで 生まれ変わる前の自分のせいにするのは どうかなってことですよ
見たこともない人のせいにするより 今どうするか何が出来るか どう生きるか
そっちが優先です
病気になっても 時間の限り すでに誰かの役にたつ人生にしようと行動を起こしている人たちがいます
余命3日と言われても 命の限り仏教を広める活動をされる光静先生をはじめ
毎日 仕事の合間に自分の貴重な体験や 治すためにどうしてきたかをブログに書いておられる人
すでに 家族で臓器移植の話まで出ていたのに 奇跡的に意識が戻られ退院してから すぐに全国を治療しに回っている先生
交通事故で 2年半もの記憶がなくなり多くを失うも 人の為にと福祉の活動をされたりしている人
癌だと言われても もう思い残すことはないと死ぬまで生きればいいと 無治療で ボランティアでお部屋を貸している人（三年ほっといたら半分くらいに小さくなってる事が分かったそうです、）
見たことのない癌だと言われて治験をしたら 死にそうになったんだけど大量の出血とともに癌が消えてしまい いつ死んでもいいように常に
エンディングノートを更新している友人
こんな 奇跡的な人が周りにいる私は 少し頭が変になってきているかもしれません (笑)
ちなみに ごく 近くにいる人達です
この他にも
この1か月で知り合った凄い人はもっといます
みんなほんとは 宇宙人なのかもしれない・・・・
この人たちの 共通点は 「いつ死んでもいい生き方」をされている
ということ
こういうことがわかりやすくなる 学問があります
私もその授業を始めることになりました
ご興味ある方は 是非 ご連絡ください
学ぶと 見えるものが変わります 世界が変わります
最近 朝の山が真っ暗で コースを変えました
帰り道の紅葉ももうすぐかな
