私は診断中に


その場のお客様の表情やご様子から


「おや」


と思ったときに

ご質問をすることがあります。



「過去にこんなご経験ありますか?」

「今何か抱えていますか?」

「今どこか痛いとかありますか?」

「しんどい感じですか?」



など。



パーソナルカラー診断中に


・どの色をあてても顔が可愛くない時

・どれかの色のときだけ無表情になる時



などに

おや、と思うことが多いです。





その質問のあとに


「言いたくなかったら

 言わなくていいです」


と、よく言うのですが

そのことについて

書きたいと思います。




後に

その方の変化の鍵となる

心の奥底にしまわれた

掟、縛り、ナイフの類は

ご自身でも

日頃意識していないことが多いです。



なんだかいつもイライラしてる」

「なぜかこう言われるとキレてしまう」

と言うくらいの認識は

あるかもしれませんが。



そしてその鍵を

その瞬間に引っ張り出すかどうかは

当たり前ですが

お客様に選ぶ権利があります。



その覚悟、決意を確認するために


「言いたくなかったら

 言わなくていいです」


という言葉を使っています。



には

そのまま言わない方もいらっしゃるけど

それもまた必要なことだと思っているので

その場合はそのまま聞かずにすすめます。



そこで一呼吸おいて

お話しを始められる場合は

途中で涙が止まらなくなり

嗚咽されてしまうことが多いです。


なぜ泣いているのか

わからない、とおっしゃる方が多い。



その方にとって

本当に大事なことというのは


「ああ、こんなことを思っていたのか」

と、出てきたときに驚くほどに

深いところまで潜んでしまっていて


出てきたら出てきたで

冷静に扱えるようなものではないと

思っています。



私はティッシュをお渡しして

布をあてたまま

鏡ごしに

お客様を見守っています。



お客様の思いが出やすくなるように

呼吸を静かに整えてはいますが

自分の言葉が邪魔にならないように

注意を払ってお待ちしています。



不思議とその時間は永遠ではなく


数分後に

お客様の中で何かがことりと外れたように

泣き止み

ふわと笑顔を見せてくださって


「もう大丈夫です」と

なられることが多いです。





これは

似合う服の選び方を見つけるための

診断中のお話です。



その方だけの似合うをみつけようとすること。

似合う、ではないものの

あなたなりのパターンを見つけること。


それには

これくらいの

繊細な時間が必要です。


と思っています。




えーと。

実は数年ぶりに

ワンデーセッションの予約が

途切れました。



ですが


誰でもいいから来て、

なんて全く思っていません。



自分の顔を知り

「私を生きる」をスタートしたい

と思われている方を

ゆっくりお待ちしております。☺️


Sparkle Color の石井朝子でした。



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