サロンを始めて
三年目くらいの時でしょうか
あの出来事は
きっと一生忘れない
自分に腹が立った出来事でした
玄関のベルが鳴り
いつも通りお客様をお迎えすると
そこに立っていらっしゃったのは
手帳に記載されていたお客様ではなく…
あれ？
わたしきっとお客様のお名前を
書き間違えてしまったのだな～
そう思い
普通にサロン内へご案内。
程なくして
玄関のベルが鳴ります
え？
（もうこの時点で顔面蒼白
イヤな予感しかしない）
そこにいらっしゃったのが
手帳に書いてあった通りのお客様の姿。
もうすでに
先ほどのお客さまを通してしまっているので
事情を説明し
お客様に平謝りして
一旦お帰り頂き…
その後
謝罪のお手紙とお詫びの品を送らせていただき、
改めてご来店いただいた経緯はありますが…
わたし
とんでもないことを
やらかしました。
もし私が反対の立場であったら
今日この日の為に予定の時間も
エネルギーも割いていたこと
何よりケアを楽しみにしていたこと
とても悲しいし
空しい気持ちになるだろうし
なんともいえない
モヤモヤとした気持ちになるだろう…
想像したら落ち込み過ぎて
今でもこれを書いていても
しんどい気持ちになります
いくら謝っても
してしまったことには変わりはなく
少なからずお客様が私に対しての信頼は
限りなく薄くなった…
そう感じたとても痛い事件でした
当時サロンは猛烈に忙しく、
恐らくお客様とのやりとりの際
手帳に書き込む時等に
私に何らかの不手際が
ありこうした
このダブルブッキングを引き起こしたと
猛省しております
どちらのお客様も悪くないのに
どちらのお客様にも
気まずい思いをさせてしまいました
反対にお客様にも
なんだかごめんね、なんて言われてしまい 涙
思い出すだけでもあちらこちらが痛いです…
このようなことを
二度と繰り返さないために
現在では
・必ず前日までに
ご予約されているお客様へ
リマインドメッセージを送ること
（実は当時
忙しさにかまけて
こうしたこと確認作業をしていなかったんです）
・来店時お帰りの際に
必ず次回のご予約分の日程確認を
再度させていただくこと
特に常連様には
何度も確認をさせていただき
ご面倒をお掛けしておりますが
今はこちらを徹底させていただいております。
あの日、思い出してもしんどいくらいの大失敗をし
お客様にはとても嫌な思いをさせてしまったこと
信頼関係を壊すような行動
これは絶対に拭えないし
消えはしませんが
せめて【二度と繰り返さないこと】が
今の私に出来ること
そう心に決め
現在はサロン運営を
させていただいております
サロンを始めて三年目くらいで慣れてきて
気が抜けていたこともあるのだろうな
振り返ると沢山痛みを伴った教訓があります
初心忘るべからず
常に仕事は「報連相」
改めて肝に銘じます。
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