【Photo】 マーティンvsハルチュニァン WBC世界ライト級挑戦者決定戦 | BOXING MASTER first 2006-2023

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輪島功一選手の試合に感動、16歳でプロボクサーを志し、ボクシング一筋45年。ボクシングマスター金元孝男が、最新情報から想い出の名勝負、名選手の軌跡、業界の歴史を伝える。

WBC世界ライト級挑戦者決定12回戦。WBA2位、WBC5位、IBF6位、WBO7位フランク・マーティン(米)=17戦全勝(12KO)=vsWBC8位アルテム・ハルチュニァン(独)=12戦全勝(7KO)=。7月15日(日本時間16日)、米・ラスベガス、ザ・コスモポリタン。

 

 

アルメニア出身のハルチュニァンは、2016年リオ五輪ライト・ウェルター級の銅メダリスト。

 

 

試合はスピーディーな攻防戦が繰り広げられた。

 

 

ハルチュニァンの右ボディ打ちは効果的で、序盤戦を制した。

 

 

終盤、マーティンは攻勢を強め、徐々にハルチュニァンの左目下が腫れあがって来た。

 

 

最終ラウンド、左目の腫れが気になったといハルチュニァンは自らキャンバスへ膝を付きカウントを聞いた。

 

 

勝者はマーティン。

 

 

公式スコアはティム・チータム(米)115-112、マックス・デルーカ(米)115-112、スティーブ・ワイスフェルド(米)114-113でいずれもマーティン。

 

 

マーティンをプロモートするエロール・スペンスJr(米)が勝利を祝福。約7ヶ月ぶりのリングで調子はいまいちだったマーティンだが、世界戦を熱望。4団体統一王者デビン・ヘイニー(米)が階級アップすると、その機会は速く巡って来る事になる。