コロナ対策保証で保証協会の保証承諾額は激増していました。

 

 12月移動平均では下のようなグラフになっています。あと数か月でグラフ上で山が形成し終わり、釣り鐘型の軌跡が現れるはずです。

 

 保証残高は12か月移動合計にするとこのようなグラフになります。

 

 これだけ付保を増やしたのですから保証残も増えて当たり前です。

 

 単月の数値で見ると、

 

 コロナ直前の2020年2月の保証残は 6,631億円

 

 最新の統計である、2021年7月の保証残は 1兆6,674億円

 

 2.5倍に増加したことになります。純額で1兆0043億円です。

 

 これは保証付で実行された融資の増加額ですからこれに、

 

 「日本政策金融公庫のコロナ融資」

 「商工中金のコロナ融資」

 

 が加わるわけです。巨額の融資が実行されたことがわかります。

 

 同時期の銀行、信金、信組の預金残は3兆6,797億円増えています。今のところ実行された融資の大半は預金に滞留しているとみてよいのではないかと思います。

 

 雇用調整助成金の効果で赤字企業が減った、という報道もありました。今後その預金が納税や設備投資などでだんだん使われていくことになります。

 

 

 闇金の取立業をしていた主人公はある債務者を自殺に追い込んでしまい…何重にも貼られた伏線。伏線が回収されるたびに巻き起こる大逆転。

 

 カラスの親指の姉妹編。

 あの一件から数年、一味が集結した理由とは。

 

 

 

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