「発達障害とは〇〇である」という表現への違和感。 | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

発達障害には明確な定義というものは存在せず、

診断をした医師によって診断名がつくケースもあれば、

つかないケースがあります。

 

ASDの特徴については、DSM-Ⅴの診断基準で

定義付けされているものの、ASDか否かを決定付ける

明確な基準とはいえず、その判断は医師に委ねられていると

言って良いと思います。

 

<診断基準>

社会的コミュニケーションおよび相互関係における持続的障害
・社会的、情緒的な相互関係の障害。
・他者との交流に用いられる非言語的コミュニケーションの障害。
・年齢相応の対人関係性の発達や維持の障害。

 

限定された反復する様式の行動、興味、活動
・常同的で反復的な運動動作や物体の使用、あるいは話し方。
・同一性へのこだわり、日常動作への融通の効かない執着、言語・非言語上の儀式的な行動パターン。
・集中度・焦点づけが異常に強くて限定的であり、固定された興味がある。
・感覚入力に対する敏感性あるいは鈍感性、あるいは感覚に関する環境に対する普通以上の関心。

症状は発達早期の段階で必ず出現するが、後になって明らかになるものもある。
症状は社会や職業その他の重要な機能に重大な障害を引き起こしている。

 

 

少なくとも、現時点においては、

「発達障害とは、〇〇である」と言い切るような表現は

本当は望ましくないのだと思います。

 

「自閉スペクトラム症(ASD)」の

「スペクトラム」とは、連続体という意味の言葉。

特性の程度は人によって大・小 様々であり、

ASDであるか否かの境界線も曖昧な

連続体として捉える、という考え方に基づいたもの。

 

 

 

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