高等特別支援学校の見学。(後編) | star☆mayのブログ ~2人の自閉症児とうつ病の妻を抱えたパパの奮闘記~

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自閉症と診断された2人の子供。
うつ病と診断された妻。
家族が、家族であるために。
右往左往しながらも、とにかく前を向いて、
一歩づつ、一歩づつ歩んでいます。

いきさつは、過去記事を参照下さい。

前回のいきさつ

 

(2019年9月19日)


今日は神戸(三田)にある高等特別支援学校

職業科の学校見学に、お母さんと娘と私の三人で

参加してきました。

 

卒業後の進路としては、療育手帳を利用して

障害者枠での一般就労が目標となります。

高い就職率もさることながら、

三年後の継続率も高く、※1

色々と評判は高い学校です。

定員は40名に対し、倍率は1.5倍前後。


※1

自立を目指す意味では就職率よりもこちらが重要


学校の最大のメリットは寄宿舎があること。

これにより、県下全てをカバーできる

県の支援学校職業科では唯一の学校。


入学の条件は色々とありました。

・療育手帳を利用した一般就労を目指していること

・知的障害であること ※2


また中3の年度内において

・学校説明会又は学校見学に参加していること

(5月頃)

・入学相談に参加すること(7月)

・体験入学に参加すること(10月)


※2

これらの条件から、障害枠での一般就労が可能

と判断される真面目な性格の軽度知的のお子さん

対象となる


これらの条件をクリアした上での

入試の倍率なのだと理解しました。

何より本人自身の就労意欲が問われそう。


部活動は全員参加とのことで、

部活動にも力を入れている学校でした。

学校行事は一般の高校とほぼ同じですが、

授業の1/3は職業訓練に当てられます。


スケジュールはかなりハードな印象。

厳しい学校生活に耐えられるだけの、

かなりの体力を要求されるのは

間違いなさそうです。


学校見学はこうして無事に終わりました。

帰り道に家族会議をしたのですが・・・

結論を言うと、


就労と自立という面において、

職業訓練校として申し分ないのですが、

娘にはあまり向いていないのかなと、

そんな印象を受けました。


娘の体力では、おそらくまともに

学校生活を過ごせない可能性が高いです。

厳しい校風も、娘にはおそらく

耐えられないと思われます。


娘は、前に行った絵の専門学校で

絵の勉強する方がいいと言いました。


ただ、専修学校では身辺自立のサポートは

全く望めません。

自由な校風はたしかに娘には向いていますが、

まともに授業をうけていなくても、

授業態度が悪くても、

友達付き合いがうまくいかなくても、

学校からの指導はありません。


どちらの選択肢も、一長一短です。

親の経済的負担でいえば、支援学校は最強。

授業料自体はかかりません。(諸経費は除く)

私立高校や専修学校だと、年間100万円!



 

 

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