『瞑想』って一体何?
『妄想』なら得意だけど。
とにかく、私は宗教に対してほとんど知識がない。
文学のテーマとして『宗教にはまる人たちの心理』があったので、新興宗教関係ばかり読みあさった時期があるが……
お寺や教会、仏像だとか宗教画を芸術として鑑賞するのは楽しみ……あと、お守りも好き……
家族には、葬式も墓もいらんと言ってあって「葬式はあんたのためにするんとちゃう」と拒否されて、まだ、決着がついていない状態。
どこかの宗教を信仰するって事は、これから先もよほどのことがない限り、ないと思っている。
そのかわり、人間、脳がすべてみたいなとこがあって。
そんな私が、最近、あるお坊さんと出会った。
きっかけは、『のぶみ炎上』
絵本作家ののぶみさん(本持ってる)の作った歌について、Twitterでどえらい騒ぎになっていた。
あたし おかあさんだから
って歌詞。実は聴いたことがない。
子育て関連にはね、真っ最中の人しか関わっちゃだめだと思って。完全、傍観者だった。発言一切なし。
はっきりとは覚えていないけど、電子書籍が出たところで、私が精神的にいっぱいいっぱいまで追い詰められた時期と重なっていたと……
いろいろな替え歌が出回っている中に
あたし おぼうさんだから
って、お坊さんのつくった替え歌のツイートが。
そのツイートを見たのは私ではなく、いつも私に小説のことを教えてくれる人。
そのツイートをきっかけに、そのお坊さんをフォローしたらしく
「小説を書く上で、あの人の言ってることはすごく参考になるからフォローしい」と言われて、私もフォローした。
その方は、プラユキ・ナラテボー氏という、タイのお坊さん。でも、日本人。
とにかく、ツイートが深い。
あの少ない文字数で、ここまでのことを伝えきれる人がいるんだと、もう、驚いた。
そんなある日、普段はタイにいるプラユキ氏が一時帰国して、東京や大阪で個人面談会と瞑想会をひらくことを知った。
仏教わからん。瞑想、何それ? な状態で、とにかく、枠が埋まったらかなんわと思い、即両方申込み。
で、二回、京都から大阪へ行くことになった。まあ、たいした距離じゃないけど。
個人面談会の方は、小説について一時間楽しくおしゃべりして終わって。それはそれですごく良かった。
そして、問題の瞑想会。
なんとなくイメージは座禅組んだりして、心を無にするやつ?
毎日忙しくて、何を調べるでもなく勝手なイメージで、動きやすい恰好をして、いざ大阪の会場へ乗り込んだ!
プラユキ氏の著作
苦しまなくて、いいんだよ。 Amazon |
自作も貼っとく。
ぼくらの犯した罪の半分【文春e-Books】 Amazon |