ちょっと間が空きましたが「トレラン編④」です。
遂に今回でまとめのトレラン編は終わりです!!
長かった(笑)
「第6回 美ヶ原トレイルラン&ウォーク in ながわ」
さて前回、6月末の週末2日間の過酷な練習でハムストが極度の筋肉痛になったまま迎えた次レース。
2016年第4戦、7月2日(土)「第6回 美ヶ原トレイルラン」。
こんな美しいところを走る80kmのレース。
昨年のハセツネ71.5kmが最長だった僕にとって、未知の距離への挑戦。
しかも9月に「信越五岳トレイル110km」へのエントリーが決定したこともあって、今回はそれへ向けての長距離レース練習ともなりました。
ちなみにハセツネで頼りになったストックは今回は無し!
美ヶ原はストック使用OKなんですが、信越五岳は禁止。
なので、ストック無しの長距離に慣れておく練習です。
目標は、過去のリザルトから色々と分析して11時間に設定。
昨年なら40位ぐらいで、ちょうど上位10%に入れる感じです。
午前3時、続々と選手が集まってきます。
今回、行動を共にさせてもらったNさんと。
学生時代に陸上競技で活躍した、とても走力の高い方です。
そんなこんなで午前4時、スタート。
右足のハムストにややハリを感じるものの、思ったより身体は軽くて快調。
ただ前レースの菅平で調子に乗り、序盤飛ばし過ぎてバテたので、今回は心拍数を高くても165bpm前後に抑えることに注意しました。
最初のゲレンデの登りでドンドン抜かれても気にしない気にしない(笑)
さて、だいぶ端折ります(笑)
ちょうど中間地点のA4エイド「和田宿」までは、設定タイムを15分程も上回る快調ぶり。
この分だとサブ11どころか、サブ10.5も可能なのではと思い始めた時に異変が(汗)
和田宿前後のロード区間で、右足ハムストの筋肉痛が増大。
やがて右膝裏が痛くなり、43km地点の入大門集落あたりでは激痛で走ることも出来なくなり、片足引きずって歩き始める始末・・・。
思えば、和田宿へと標高差1,000mを一気に下るダウンヒルで、少々調子に乗って飛ばしすぎたのかもしれません。
下りは心拍が上がらないからね、ついつい(笑)
さてコースはこれから約13kmの林道を長門牧場へとダラダラ登る林道。
その入り口で、見たことのあるお姿がコースの向こうから歩いてくる。
「・・・あれ? 壮太さん!!??」
「うぃーっす!!」
「・・・・汗」
ご存じ、チームSOTAで大変お世話になっている我が師匠、小川壮太選手です。
ビックリして思わず2度見してしまいましたが、残念ながら内臓トラブルだそうでDNF・・・。
思えば僕もここで一緒にリタイアしておけば、被害は最小限で済んだのかもしれません。
「もしかしたら復活するかも…」などという淡い期待を胸に林道に挑むも、痛みをさらに悪化させただけ・・・。
結局、13kmの林道に2時間半もかかり、長門牧場に着く頃には廃人と化していたのでした。
迷わずここでリタイア宣言。
空が青かった・・・。
ここからスタッフさんの車でゴール地点まで送って頂いたのですが、箇所箇所で走ってる選手が見えるのです。
自分も参加したはずの大会なのに、急に部外者になってしまったようで、それが一番哀しかった。
とっとと帰宅してみると、レース後恒例のご褒美ディナーが・・・。
嬉しいけどちょっと切ない。
という訳で、これを書いてる10月現在、いまもこの膝の痛みに悩まされています(汗)
DNFは残念ですが、やばいと思ったら悪化させる前に決断する勇気も必要だなと勉強になりました。
「第69回 富士登山競争」
2016年第5戦、7月22日(金)「第69回 富士登山競争」。
美ヶ原から3週間後、まだまだ膝は痛いまま。
なのでDNS(あ、ドゥーノットスタートね。)でも良かったのだけど。
でも登りだとあんまり痛くない・・・。
そう、富士登山競争はひたすら登るだけの超ドMなレース。
ちなみに、今回が初参加なので「五合目コース」。
これで2時間25分を切らないと、来年「山頂コース」にエントリー出来ないのだ。
とは言え、よっぽどのことがない限りクリアはできそう。
なのでこれだけを目標に参加を決意しました。
あいにくの天気。
そのせいで、山頂コースも五合目で打ち切りとなってしまいました。
五合目コースは約15kmのうち、前半11kmがひたすらロードの登り。
残り4kmがようやくトレイル。
練習と割り切って、歩いた方が早いような箇所もひたすら走ることに。
エイドが沢山あって荷物がいらないので身軽で良いですね(笑)
結果。
目標は一応クリア。
タイムはまあ、現状だとこんなもんでしょう(笑)
それにしてもロードの登りって苦手だな(汗)