まもなく閣議決定が予定されている第6次エネルギー基本計画には、原発20~22%と書かれ脱原発の主張はない。経産相も環境相も、考え方は現有の軽水炉を寿命まで使い、安全な新型炉の導入を否定するものではないと、理解すべきだろう。
岸田内閣の原発推進の考え方

そう理解していたら、甘利幹事長が新型炉(SMR)の実用化を明確に語っている。


日経 10月13日
自民・甘利幹事長「原発、小型炉で建て替えを」
自民党の甘利明幹事長は12日、党本部で日本経済新聞のインタビューに答えた。運転開始から原則40年の耐用年数が近づく原子力発電所について、開発中の小型モジュール炉(SMR)を実用化して建て替えるべきだと提唱した。

SMRは既存の原発に比べて工期が短く、安全性が高いとされる。甘利氏は「温暖化対策のために原発に一定割合頼るとしたら、より技術の進んだもので置き換える発想がなければいけない」と主張した。

日経 10月13日朝刊に全文

 

フランスのマクロン大統領もSMR開発推進を発表!
「欧州は(風力など)代替エネルギーだけでは十分でない」と。

産経 10月13日

フランスが小型原発開発へ 温暖化対策で「原発維持」を明示