3月1日、上院で提出された「S.619 - COVID-19 Origin Act of 2023」法案は、3月1日上院全会一致、10日下院全会一致で可決され、16日大統領に送られ、20日大統領署名で成立。
(2/3以上の可決法案については大統領の拒否権は使えない)
S.619 - COVID-19 Origin Act of 2023

 

条文(簡約)
第二章
1.COVID19の起源を特定すること
2.COVID19のパンデミックは、中国武漢ウイルス研究所で発生した可能性がある
3.国家情報長官は機密を解除しCOVID19の起源について情報を公開すること
 (A) COVID-19 の起源を特定し、
 (B) その情報を利用して同様のパンデミックが再び発生するのを防ぐための措置を講じること
第三章
この法律の制定日から90日以内に国家情報長官は、
1.武漢ウイルス研究所とCOVID19の起源との潜在的な関連性について機密解除すること
 (A) 人民解放軍及び武漢ウイルス研究所が行った活動
 (B) COVID19発生前に武漢ウイルス研究所で行われたウイルス研究など
 (C) 2019年秋に病気になった武漢ウイルス研究所の研究者
   氏名、症状、発症日、研究者の役割、コロナウイルス研究関与の有無、病院訪問の有無、深刻な病状の研究者の行動

2.以下の情報を議会に提出のこと
 (A) 上記1項の情報
 (B) 長官が情報源と方法を保護する必要があると判断した編集後の情報

バイデン大統領声明(3月20日)