共和党が多数派の下院において、各委員会が証人召喚と証拠集めを行っている。

 

IRS(歳入庁)の内部告発

2023年5月26日 Newyork Post

IRSのゲイリー・シャプリー氏は、下院歳入委員会で非公開でハンターの脱税捜査について6時間の証言を行った。

 

6月22日 下院歳入委員会声明

IRS職員の証言でバイデンIRSとDOJ(司法省)がハンター・バイデンの税務調査に介入し、富裕層と政治的つながりがある者に対する優遇措置が明らかに

 歳入委員会幹部会は、ハンター・バイデンの脱税捜査に取り組んだ2人のIRS職員の証言を公開することに決定。
 この証言は、ハンター脱税捜査におけるIRSとFBIの不正行為と政府の虐待について概説。
 DOJ(司法省)は大統領の息子が犯したと思われる脱税捜査に対し、遅延、漏洩、否認という形で介入。
 不正行為を内部告発したIRS職員に対する報復。

スミス委員長声明
 アメリカ国民は、刑事執行については富裕層や政治的つながりのある者とは同じ土俵に立っていないことを知るべきだ。ハンター・バイデンが受けた優遇措置は、一般のアメリカ人には決して与えられなかっただろう。

 内部告発者らは、バイデン司法省が、ハンター・バイデンの脱税疑惑に対する進行中の捜査を遅らせ、暴露し、否定することで、ジョー・バイデンの息子を守るキャンペーンにどのように介入し、行き過ぎたかを説明している。この証言は、時効に達するまで捜査を遅らせるために司法省が使用した戦術、捜査チームによる慎重な行動をバイデンの弁護士に漏らした証拠、そしてハンター・バイデンに対する起訴を求める連邦検事の要請を拒否したことを示している。
 
 この虐待を内部告発したIRS職員は、ヴェルフェルIRS長官が歳入委員会で彼らの法的保護を守ると約束したにもかかわらず、報復を受けた。彼らは指揮系統を通じて責任を持ってこうした懸念を提起した後に、この調査から外された。
(以下略)

 

内部告発者の証言の記録は以下に掲載されている。(上記原文のリンク先をクリック)
    内部告発者 #1 の編集された記録
    内部告発者 #1 の編集された宣誓供述書
    内部告発者 #2 の編集された記録
    内部告発者 #2 が編集した補足提出物
    2023 年 6 月 7 日の手紙

 

IRS内部告発者へのインタビュー

Newyork Post記事6月27日

宮野宏樹氏の翻訳

 セックスクラブ会員費、麻薬売人の宿泊費など個人的な支出を事業費に計上や、2014年から2019年まで220万ドルの連邦税の滞納があった。

 

下院監視委員会カマー委員長の発表「バイデン家の銀行記録2023年8月9日

・ジョー・バイデン副大統領時代に発生したロシア、カザフスタン、ウクライナからの支払いを公開:委員会は現在、外国筋からバイデン家とそのビジネス関係者への2000万ドル以上の支払いを特定した。
・ハンターとデボン・アーチャーのペーパー会社ローズモント・セネカの口座を利用
・2014年2月、ロシアの新興財閥のエレーナ・バトゥリーナ氏からローズモント・セネカ・ソーントンの口座に350万ドルが振り込まれた。内100万ドルはアーチャーの口座に、残りはローズモント・セネカ・ボハイの口座に移した。
・2014年春、ウクライナの新興財閥ブリズマ社のオーナー・ズロチェフスキー氏と役員ポジャルスキー氏はイタリアのコモ湖で開催されたハンターとの会議で、ハンターとアーチャーを取締役に任命、それぞれに年間100万ドルを支払う事に同意。
最初の支払直後にバイデン副大統領がウクライナを訪問
・2014年2月、ハンターはカザフスタンの新興財閥のラキシェフ氏とワシントンのホテルで会い、ラキシェフ氏はマシモフ・カザフスタン首相と協議し、4月にハンター等のペーパー会社に14万2300ドルを振り込んだ。翌日ハンターは、スポーツカーの代金として全額を支払った。
この後、ハンターとアーチャーは、ブリズマ社と中国国営企業とカザフスタン政府の三者合意を判断するため6月にブリズマ社幹部がカザフスタンを訪問するよう提案した。
・ハンターは、エレーナ・バトゥリーナ氏、ブリズマ社、ラキシェフ氏から数百万ドルを受け取り、バイデン副大統領は、2014年と2015年の春、ワシントンで彼らと夕食を共にした。
詳細資料(上記URL記載の巻末にリンク先が記載されている)
・第一の銀行記録
・第二の銀行記録
・デボン・アーチャーのインタビュー文字興し
・バイデン一家の行商タイムライン

 

New York Postの報道


The Hillの報道

7月12日 下院司法委員会公聴会 レイFBI長官召喚
 共和党議員から、ハンターの起訴が軽微な罪による司法取引に終わったこと、バイデン一家を擁護していること、トランプ大統領の相次ぐ起訴など、バイデン政権が政治的武器としてFBIおよび司法省を使っていると批判した。

 

毎日新聞
FBI長官、共和党の「偏向」批判に反論 米連邦下院司法委公聴会

下院司法委員会のジョーダン委員長の冒頭演説(概要)

 

 7月4日のルイジアナ州西部地区裁判所の判決を引用して、「連邦政府は憲法修正第1条による国民の言論の自由を抑圧している。新型コロナワクチン、マスク、ロックダウン、ウイルス実験室漏洩説に対する反対意見、2020年選挙の有効性疑念、バイデン大統領の政策批判、ハンターのPCが真実だと言う情報発信、政府の政策への反対意見など。抑圧された言論の範疇は本質的に保守的であった。
 全米教育委員会協会がバイデン政権に特定のカトリック教徒の保守主義者をテロリストと扱うよう要請し、司法省及びFBIは密告回線を設置し調査、逮捕を行った。

 

下院司法委員会公聴会:ガーランド司法長官召喚 9月20日予定

 

 下院歳入委員会と司法委員会は合同で、ガーランド司法長官とデビッド・ワイス検察官の議会での証言を確認するためIRS2名、FBI2名の幹部に召喚状を送った。
8月21日歳入委員会プレスリリース

 

 下院のスミス歳入委員長、カマー監視委員長、ジョーダン司法委員長の連名で、司法省の監察総監室にIRSによるハンター捜査の妨害について情報を求めた。

8月22日歳入委員会プレスリリース
 

(番外編)ホワイトハウスでコカイン発見

 7月2日ホワイトハウス内の大統領執務室と、大統領補佐官らスタッフの仕事場があるホワイトハウスの「ウェスト・ウィング」でコカインが発見されていた。
BBC 7月6日
米ホワイトハウスでコカイン発見 シークレット・サービスが訪問者記録など調べる

CNN 7月15日
米ホワイトハウスでのコカイン発見、容疑者絞れず捜査終結

 キャンプデービッドにバイデン大統領と同行するため6月30日にハンターがホワイトハウスにいたとの目撃情報(ハンターがコカイン中毒者と言われている。)

 

(次回、バイデン一家の犯罪とそれを隠蔽する民主党及び官僚、マスメディア)