バイデン大統領とトランプ大統領の違い

 

 バイデン大統領は中産階級の生まれで、大学、ロースクール就学し弁護士資格取得後、翌年の1970年デラウエア州の郡議会議員に当選、政治家への道を歩んだ。1973年(29歳)には連邦議会上院議員に当選し以後政治家の道を歩む。

ジョー・バイデン


 トランプ大統領は父親より不動産業を受け継ぎ、何度も経営破綻を経験しながら事業を拡大していった。2016年の大統領選挙では、大統領職の報酬を年1ドルと宣言して4年間の任期を全うした。
 トランプ大統領は、大統領選挙に挑戦した時点では資産家であり一族もそれぞれ事業を経営していた。一方、ジョー・バイデンは、実業の経験が無く資産形成もなくほぼ議員報酬で家族を養っていた。交通事故で最初の奥さんと娘を亡くし生き残った長男ボーも脳腫瘍で2015年になくし不幸が続いた。さらに次男ハンターも父親の影響力で数年間就職したが、その後ワシントンDCでロビー活動に入った。ジョーが再婚した相手ジルは高校教師であった。
 バイデン一家の資産形成は、政治活動のみであった、つまり収賄の誘惑は常にあったのだろうと推測する。「バイデン」のブランドをハンターに売らせたのでは。

 民主党のファインスタイン上院議員の夫が政府機関と多額の取引を行っていたとの報道も見られる。政治の利益誘導の事例である。

 公私の区別から見て、トランプ氏は全くホワイト(善人)、バイデン大統領は限りなくダークである。

米政界の高齢化


 米国の政界、財界、学際などでは定年制がなく、本人がリタイヤするか死亡するまで役職が継続する。このため、職務遂行が困難な高齢者が蓄積される。

 歴代大統領の最高齢80歳のバイデン大統領は認知症の症状が目に見えて多くなり、2024年の大統領選に向けて民主党は頭を抱えている。

 

Diamond online 7月5日
米大統領選は「失言製造機vs暴言王」が濃厚、見るに堪えない“醜悪な戦い”に

8月19日 日米韓首脳会議で、岸田大統領と発言、終了後イヤホンを外すのを忘れ握手せずに退出

 

ハワイ・マウイ島火災の被災者集会で居眠りをする

被災者集会の演説で「自宅の台所で発生したボヤで67年型コルベットと愛猫を失いかけた」と発言

バイデン大統領は、8月22日現在大統領に就任してから374日(39.7%)の休暇を取っていた


バイデン大統領だけではなく米政治家の高齢化が進んでいる(動画はマッコネル上院議員がフリーズした時)

マッコネル上院共和党院内総務81歳
NBC 7月27日
3月に転倒、脳震盪、肋骨骨折、7月27日記者会見中にフリーズ
ナンシー・ペロシ下院議員(前議長。民主党)83歳

マキシン・ウォーター下院議員(民主党)84歳

チャック・グラスリー上院議員(共和党)89歳

ダイアン・ファインスタイン上院議員(民主党)90歳
 CNN 8月9日 病気で長期欠席をしていたファインスタイン上院議員は3月より議会復帰、7月末の委員会で投票を催促されても気がつかずスタッフから注意を受け演説を止めて投票した。

ロイター8月10日(日本語)8月8日転倒して入院

バニー・サンダーズ上院議員(民主党派)81歳

ガーディアン紙 上院の年齢中央値65.3歳(米国38.8歳)

 最高裁判事も高齢化が進んでいたがトランプ大統領時代若返り、ギンズバーグ判事2020年9月87歳で死去、現在最高齢はトーマス判事75歳。

トランプ大統領の機密文書持ち出しについて
Judicial Watch 2023年6月8日
2012年のクリントン大統領が記録テープを持ち出した訴訟で無罪となった。機密を指定するのは大統領権限であると。

 

大統領記録法(連邦裁判所の書記官の長いツイート)
大統領が文書を持ち出す時の意思を他人が知ることはできない。国防機密だと分類するのは困難、特に陪審員がこれらの文書を見て判断するのだろうか。司法省とトランプ陣営の弁護士との取引・・・

New York Post 8月26日記事を下院司法委員会がリツイート
3月31日にホワイトハウスで、WHキャロライン・サバ補佐官とジャック・スミス特別検察官のジェイ。ブラッド補佐官、ダニエル・レイFBI捜査官とが打合せを行った。

 

 政治的中立を保つべき司法省やFBIがホワイトハウスと作戦会議を行っているのが明らかになった。