動物たちの悲劇~アニマルポリスのない日本という国 / 日本初アニマルポリスを京都に!署名のお願い | 杉本彩オフィシャルブログ 杉本彩のBeauty ブログ Powered by Ameba

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※一部に動物虐待に関するショッキングな表現があります



全国で動物虐待・殺傷事件が多発していることは

以前からお伝えしている通り、

すでにご存知の方もいらっしゃると思います。


動物虐待が近年益々、

凶悪化していることもブログで取り上げてきました。


私たちの耳に入ってくる動物虐待事件は氷山の一角なので、

動物たちの被害の真相を知らない方も
まだまだ多いと思います。


マスコミが取り上げない悪質な動物虐待事件が
日本の各地で多発しているのが現状です。


私の故郷である京都でも、残念なことに、
動物虐待・殺傷・遺棄事件が後を絶ちません。


以前の記事

「京都連続動物殺傷虐待事件/皆さんの力を貸してください!」

http://ameblo.jp/sugimoto-aya/entry-11549792146.html


どれだけ凶悪で猟奇的な犯罪であろうと

動物の命を軽視している日本という国では

捜査さえ行われないことがほとんどです。


動物虐待犯罪者は、動物で物足りなくなると

次に人間の子供たちへとエスカレートすることは、

過去の犯罪例から周知の事実です。


病んだ社会の犠牲者は、いつの時代も必ず弱者。


人間社会の弱者は、言葉を持たず、

命として守られていない動物たちです。


そして次に子供たち。


こんな事件が多発する社会は、モラルなき
まさに病んだ社会。


家族である動物たちでさえ

今の日本では“物”なのです。


動物たちが“命”として扱われない、
弱者に優しくない社会に、
本当の幸福などありません。


京都でも、2年間同じ場所に
20頭以上の犬が繰り返し捨てられています。


3ヶ月未満の子犬も多かったということです。


同一犯であることが予想されますが

行政がなんとかしたい、と所管の交番へ相談しても

警察の回答は耳を疑うお粗末なもの。


「住宅街では犬にえさをあげる人、保護してもらえる可能性が高いから、

遺棄ではないので犯人の捜査は行わない」


これが警察の回答です。


また、残暑のとある日、

公園にケージに入った状態で捨てられていた犬を行政が保護。


そのまま放置されていれば確実に死亡していたことから、
遺棄に該当するものとして、

犯人の捜査を依頼するため警察に相談したものの


「公園であれば、保護してもらえる人が現れた可能性が高いことから、遺棄に該当しない」

またまた、こんな信じられない回答しか得られなかったのです。


これは、完全に捨てる側の言い訳ですよね。


遺棄の定義が曖昧で
「動物遺棄は犯罪!」

と法律で定められていても


その法律を機能させるだけの虐待や遺棄の定義はスキだらけ。


条令もなければ制度もない…


これが日本の未熟な現状です。


こんな虐待事例もあります。

私の京都の知人が現在里親になっている

7才のマルチーズ犬の生い立ちは悲惨なものでした。


この子は2才の頃まで、近所のお宅で飼われていたそうで

家の事情で飼えなくなったから引き取り手を探しておられると聞き、

知人が引き取ることになり、そのお宅に行くと、


真夏なのに室内犬であるマルチーズが庭に放し飼いで、

ろくにご飯も与えられず、栄養失調寸前で耳にはダニがわき、

引き取るのに2万5千円要求されたそうです。


飼育放棄のネグレクト状態だったその子が
あまりに可哀想な有り様だったことからお金を払い、

知人によって、この子は命拾いしたのでした。


元の飼い主は、その後、そのやり口に味をしめたのか、

飼えないと言ってたにもかかわらず
ブリーダー気取りで数匹のトイプードルを飼いはじめ、

相変わらず夏冬とわず庭に放し飼い。


糞尿の処理もせず
親子兄弟で掛け合わせたり、

庭から脱走した犬は半分野良犬化し
車にひかれて死なせたり、

冬に生まれた子犬6匹は肺炎、凍死。


もちろん狂犬病予防注射もせず、

めちゃくちゃな状態らしく
行政が指導をしても強制力がないため

まったく聞く耳持たず改善されないままのようです。


知人も、こんな状況を許せないと憤りを感じています。


要するに、犬を繁殖させてお金儲けをしようということなんでしょう。


日本では、ブリーダーという仕事に免許制度がなく

審査や調査する機関もないものだから

知識や経験がなくても、登録すれば誰でもブリーダーです。


私たち動物愛護活動家は、

もちろんこの悪質な人間をブリーダーなどと呼ぶことはありません。


パピーミル(子犬生産工場)と呼ばれる
このような繁殖屋によって

日本のペット生体販売ビジネスは支えられています。


日本では、昔から当たり前のように
ペットショップに子犬や子猫が並びますが、


そのほとんどが、このような素人の繁殖屋が、
犬猫に無理な繁殖をさせ、

子供を生ませ


生まれた子犬たちを
競り市(マスコミや業界関係者以外は入れない非公開の競り市場)で売り

ペットショップは、ウソのような安価な値で、

その競り市から犬猫の子供を仕入れる…


繁殖業者は、薄利多売のこの商売で、利益を得るため

繁殖犬の健康や福祉にはまったく配慮せず

とにかく無理な繁殖でどんどん子犬を生ませる。


その生産・流通過程でも多くの命を死なせ

計り知れない犠牲を強いながら行っています。


おこづかい稼ぎの個人の小規模の繁殖屋もいれば、

企業が副業として、

母体の企業名を明かさず行っていたりもします。


一生を小さな檻の中で、
遊ぶこともなく
かわいがられることもなく、

繁殖だけを繰り返し強いられて
悲惨な最期を迎える繁殖犬や繁殖猫。


このビジネス形態そのものが虐待であることを、
消費者は知るべきだと思います。


大きなスーパーに入っている
表向き健全そうに見えるペットショップであっても

また、うちはちゃんとしたブリーダーから仕入れてる、

と言ってるペットショップであっても


ケースに入れて売られている

子犬子猫の生体展示販売のほとんどは

このダーティーな競り市から仕入れられた犬猫です。


動物を購入する、
そのこと自体が
悪質な業者の虐待への加担であることを

消費者はそろそろ自覚しなければならないと思うのです。



昨年の動物愛護法改正が、
思うようなものでなく中途半端だったのは、

こういうペット業界が応援している政治家からの

抵抗勢力があるからです。


それを考えると、
いかに大きな企業や組織がこのビジネスで儲けているか

ということがわかると思います。


私たち動物愛護家は、その抵抗勢力に対抗するため

もっともっと力を合わせなければなりません!


話しは少し逸れましたが、
とにかく一刻も早く
動物虐待犯罪を専門に扱う警察機関を

行政と連携して設置するべきだと
心底思います。


「日本初のアニマルポリスを京都に!」


この呼びかけに、是非ご賛同いただき
署名へのご協力よろしくお願い致します
m(__)m


京都でアニマルポリスのモデルを作り

全国の都道府県に広めていきましょう!!


私たち国民の声と行動が、
この国の動物たちの未来を変えるのです!


ひいては、

それが人の幸せにも繋がることを、忘れてはならないと思います!



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※パソコンでダウンロードできない方は
オフィスにご連絡いただけましたら
希望枚数の署名用紙を郵送致します。



パシャットmyペット でもサークルを立ち上げているので是非!」