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寿歌(ほぎうた)

昨日5/12土曜日は船場サザンシアターにて。

脚本を書いた北村想によると、「未来の記憶」だそうです。

核戦争後もミサイルは飛び交い、
人気がない廃墟を旅する男女二人は、
奇妙な男性と出会って一緒に旅をする。

夢と現実が入り混じるなかの終末旅行。
歌と踊り、奇妙な台詞に惹かれました。

この演目は学生演劇で昔観ましたが、
社会人が演じると哀愁感がより一層に。

船場サザンシアターは、舞台の奥行きは約4mで幅は10mもない小さな劇場ですが、
照明と音響は素晴らしいものでした。
客席と舞台が近いので、出演者がよく見えます。

魔人ハンターミツルギさんは妖しい役どころ、
眼がアッチの世界にいっているよう。
本人のTwitterによると、この日2回目の公演で疲れていたようです。
天王寺動物園での「おはなしえん」では、気さくで明るいお兄さんなのですが。

北野勇作さんは、飄々としたオヤジさんらしい演技。
北野さんは作家なのですが、著作の「かめくん」や「カメリ」に
出てきそうなキャラクターに思えました。

池上和美さんは蛍を追いかけるのと踊りが素晴らしいヒロインでした。
声がとても透って、仕草も綺麗だし。


「少女終末旅行」をみて、「寿歌」と世界観が似てるなと思っていた処でのこの公演。

「未来の記憶」だけど、懐かしさをも感じる哀愁漂う作品でした。




薔薇はその日に立ち寄った中之島公園です。


#大阪  #中之島 #北野勇作