車内で携帯の充電が3%になった武田くんは、少し仲良くなった日本人の女性の方にモバイルバッテリーを借りていた。


そんなやり取りを尻目にボクは喉が渇いたので、気を利かせた現地ドライバーの人にキンキンに冷えた水をもらった。






いや、ストローがもろくて突き刺されへんやん!笑
勢いよく突き刺そうと打点高めに打ち下ろしたら、ストローが折れたからだ。
手元にはキンキンに冷えた水があるのに、飲めない状況。
外は熱帯。
喉はカラカラ。

砂漠で遭難した人が意識が朦朧とした中で、オアシスの幻を見るのと同じような現象。

ぼくが持っている水は本当に存在するのか?


そんな禅問答のような永遠に答えのない思考の迷路に入ってしまった僕だが、ストローを逆さまにして突き刺してみた。



で、空いた。



答えはすぐ近くにあった。





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バンコク市内に戻り、ワットポーまで歩くことにした。

その際にカレン族(観光客慣れしてる方)のおばあちゃんから買った木彫りの人形を、バスの中に忘れてしまったことに気づいた。



引き返すのは面倒だったので諦めた。



街を歩いているとたくさんの寺院を発見することができた。
装飾はどこも豪華だった。





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バンコクにもチャイナタウンが存在した。



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迷子になった。
ここはどこだ??

困った時はGoogle MAPに頼る。
Googleはどんな問題も解決してくれる。




すでに、歩いて40分だったが一向に着く気配がなかった。
途中で焼き鳥を食って飢えをしのいだが、暑さには勝てなかった。

Google  MAPで調べたところ、あと1時間はかかるらしい。



その瞬間にトゥクトゥクをつかまえて値段交渉をしてワットポーに向かった。
心が折れたからだ。








ワットポー。



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そして、リクライニングブッダを見に行った。

バンコクに来た目的の1つでもある。










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写真を撮ってもらった。
ポーズが全然面白くなかった。
2人ともそこそこ眠くて疲れていたからだ。




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ブッダの足の裏。
何と彫られていたかは今になっては忘れた。


ワットポーに入るにはチケットを買わなければならない。
そのチケットの半券でなんと水と交換をしてくれる。
なかなか気の利いた良心的なサービスだ。
2人とも喉が渇いていたので、即水に交換して飲んだ。

昼間にやるべきことが終わったので、お土産でも買いに行こうという話になったが、寝たくなったので帰った。



夜もディープな場所に行く予定だから、ここは体力を温存すべきという意向で全会一致で可決した。


昨晩はマーニというタイのぼったくりおっさんに連れ回されたせいで目的地に着けなかったので、そのリベンジを果たすべく着々と計画を進めて行った。





宿に帰りシャワーを浴びた。


夜になった。


この時の僕達はバンコクの夜遊びが別次元に最高峰というのをまだ知らなかった。