熊野那智大社の主祭神は

熊野夫須美大神

(くまのふすみのおおかみ、イザナミノミコト)

平安時代に書かれた

「新抄格勅符抄」には
古名として熊野牟須美神と

記されています。

 



夫須美(ふすみ)は

「ムスヒ」の意味。

 

「ムス」はあらゆる物を生み出す

生成発展を意味する言葉。

 

「ヒ」は霊を表します。

 

あらゆる命を生み出す

霊妙な力が「ムスヒ」

むすびのチカラです。

このため、かつては

熊野那智大社は
「結宮(むすびのみや)」と
いう通称で呼ばれていました。

 

 

「ふすみ神」という

言葉を知ったときに

 

ことだま鑑定の鑑定法

「ことだまマトリックス」の

空に分類される音

 

「ふ・す・み」の3音のことを

すぐに思い出しました。

 

「ふ・す・み」は

浄化のパワーにすぐれ

すべてを整える空のチカラをもち

0であり、1である音です。

 

 

また、古来より熊野は

「よみがえりの地」と

言われてきました。

 

「よみがえり」は

蘇生のことであり


死んだ人が黄泉(よみ)から

帰って来るという

「黄泉がえり」でもあります。

 

熊野夫須美大神

(くまのふすみのおおかみ)は

 

火の神(カグツチノミコト)の

誕生の際に亡くなり

黄泉国(よもつくに)を

支配する黄泉大神となりました。

 

あらゆる命を生み出す

霊妙な力「ムスヒ」を司る神様。

 

それが「ムスヒ神」なのです。

 

ちなみに

別天津神(ことあまつかみ)

造化三神

 

神皇産霊尊(カミムスビノカミ)

高皇産霊尊(タカミムスビノカミ)

も、「ムスヒ神」でいらっしゃいます。

 

 

出雲大社に祀られる

オオクニヌシノミコトの命を

蘇らせた

神皇産霊尊(カミムスビノカミ)

 

 

天照大御神の前の

皇祖神だとする説もある

高皇産霊尊(タカミムスビノカミ)

 

なにかと、なにかを結び付けて

新しい何かを生み出す。

 

人間には

生み出すことができない

不思議なパワー。

 

それが「むすび」であり

「ふすみ神」のパワーです。

 

7月8日、9日で

熊野三山ツアーを

させていただく予定です。

 

 

よみがえりの地

熊野で、どんなパワーを

受け取ることができるか

楽しみです。

 

 

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