「おいしいレストランが好き」
“Love fancy restaurants"
   ↓
「オーガニックを買おう」
”I buy organic food"
   ↓
「できればなんでも自分でつくる!」
”DIY in everyday life makes me happy"
   ↓
「みんなで作って、みんなで食べるのが幸せ」
”Nothing’s better than cooking together and eating together"


A change in me over last 15 years. I remember what Angelica, Mayan spiritual leader, told me 4 years ago when Mayan calendar of 400yr and 5200yr cycle ended at the same time. “We were in the time of possession. Now we start the time of sharing” - The time of sharing, she said. Yes, I love it!! I remember her words as I make another jar of plum miso and salted plum to share with my friends…

Have a nice day, my friends near and far!!







15年くらいかけて、こういう風に気持ちが変わってきています。
今でも美味しいレストランは好きだけど、どうせ高いお金を払うなら東京の有名店でなく、地元の友達の店でがいい。今でも買うのはなるべくオーガニックと決めているけれど、「あれ?買ったオーガニックより、自分で作るもののほうが美味しい?」って思うときがある。調味料はやっぱり丁寧に作られた市販品にかなわないけれど、種から育てた畑のお野菜が材料のお料理なんかは、美味しさ=鮮度。だから、ぜったい自分で作るのが美味しい。


田舎者の強がりなのかなあ。


だけど、東京の有名店で食べる1万円ディナーよりも、みんなで作ってみんなで食べるおうちご飯が美味しいし、贅沢だし、なにより楽しい。少なくても、子育てしている今は、心の底からそう思う。


こういう変化に気づくとき、4年前にグアテマラへ行ったとき、マヤの聖職者のアンヘリカさんが言ったことばをときどき思い出します。


「今はね、所有の時代が終わり、共有の時代が始まる、その変わり目なの」

(詳しくは当時のブログを→  http://ameblo.jp/sunday0106/entry-11431573506.html


「所有の時代から共有の時代へ」。あのときは「へえ!」と思いながらも、意味を体感できていなかったし、なんの実践もできていなかった。でもこれ、理想論じゃなくて、人類が次の5200年も存在しているために必須の実践なのかも。






「共有の時代」は無料で世界中にアクセスできるインターネットの登場から徐々にはじまっている、と思うこともできる?LINEやSkypeの台頭で旧来からの課金型通話システムは苦しくなってきている、とか。化石燃料を大量に燃やして中央集中型で発電する技術より、自然エネルギーを小規模分散型で作っていこうとする動きが増えてきている、とか。自分の車を持たなくてもカーシェアリングで十分と思う人が増えている、とか。高級ホテルの休日だけでなく、airBnBでのホームステイ型滞在が人気になってきている、とか。30年ローンを組んでマイホームを所有するのでなく、古民家を皆で改装してシェアハウスで子育てすることをのぞむ親も増えている、とか。世界中で「FREE」(クリス・アンダーソン)が売れている、とか。とか、とか、とか。



「それ全部、新しい時代とか関係ないから。理由は ”不景気” だから」という声が聞こえそう。

うん、そうかもしれない。し、そうじゃないかもしれない。大事なのは、人が「所有」より「共有」に実利と幸せを見いだしはじめている例は、あげだしたらキリがなくなってきている事実。私自身、高級レストランでの食事より、みんなで作ってみんなで食べる、に幸せを感じている事実。



そして、「みんなで作って、みんなで食べる」楽しさにしばらく浸ると、次はまた「それをどう次世代にもつないでいくか」に心が動きだす。村の皆でやる味噌作りや醤油作りには「食べ物をつくる」というだけでなくコミュニティー作りの意味合いもあったんだな、とか、昔の「結」や「祭り」はそういうところから生まれた仕組みだったのかな、なんて想いを馳せてみたりもして。



そういうわけで今晩は、昨日いただいた最後の梅を、梅干しと梅味噌にしよっと。半分はわが家のストックに、もう半分はお裾分け用に。

・・・長い独り言におつきあいいただきまして、ありがとうございました。