コスタリカの森に暮らす友人、丹羽順子ちゃんから一時帰国するよ、と連絡がありました。

順子ちゃん(=kokoちゃん)は、娘のテラちゃんが年長さんのとき、彼女が6年間過ごすことになる理想の小学校を求めて、親子で1年間、世界中を旅してコスタリカに落ち着いたツワモノ。タイにあるパーマカルチャー農園やヨーロッパ各地をめぐり、最終的に落ち着いたコスタリカでテラちゃんが通うのは、小さな、ふつうの、インターナショナルスクール。

決めたが何だったかを聞いたときにkokoちゃんが言った言葉は印象的で、心から同意できたから、今も覚えています。

「結局、理想の学校ってないんだなと思った。どこも発展途上で、だからこそいいということもある。それに、なんだかんだいって大事なのは、実は教育内容よりもコミュニティーなんだよね。コミュニティーの皆で、子どもにも学校にも働きかけ続けることができるかどうかが大事」

そんな彼女は、テラちゃんが通う学校に、まさに「コミュニティーからの働きかけ」を続けてきた。地域の皆を巻き込み、ボランティアで、半年かけての農園作り。その過程を見ていた学校側から「これを正規の授業にしよう」と提案を受け、いまは週に4回(を友人と分担しあうかたちで)「地球市民」の授業を受け持つ先生になっている。

これがもう、本当に素晴らしい取り組み。
いま子どもたちに伝えたいことがギュッと詰まった、生きた授業です。

実際に子どもたちと向き合って1年間過ごしてみた上でのkokoちゃんの等身大のフィードバックも、「とくに公立校にこれを広めていきたい」というこれからの展望にも、強く共感!






というわけで、三浦半島のみなさん~!

これ読んでください。
来月からのkokoちゃんの一時帰国中に彼女を囲んで、この地域ならではの「地球市民」教育(=生きる力の応援)を広める作戦会議、しましょう~!

http://www.imakoko.org/archives/2782


いいなと思っても、日本ではいきなり小学校に切り込むのはものすごく難しい。もしかしたら、思いある園長先生のいる幼稚園や保育園ではじめるのがいいかもしれない。できれば、そういう幼稚園や保育園のアフタースクールを小学生にも開放するかたちで取り組みをはじめて、前例を重ねていくのがいいかもしれない。だから、kokoちゃんを囲んでの作戦会議は、地域のそういう保育園や幼稚園でしたいな~ ・・・と、すでに一人作戦会議(妄想?)をはじめてみたりしています。


さすがの行動力、かたちにする力、子どもたち(と世界!)に寄り添う愛。
心揺さぶられたな。kokoちゃん、帰国、楽しみにしてるからね~!