次女、杏が6歳になりました。わが家の朗らか担当・杏が「ろ、ろくさい?!」「来年は小学校?!」と夫婦で驚いていましたが、失礼な話ですね。
幼稚園最後の運動会では、クラス対抗リレーに「自分のせいで負けた」と泣き出しちゃったお友達に「大丈夫だよ、そんなことないよ」と声をかけながら自分も泣いちゃう人情家。弟の面倒もよく見てくれて、近所の小さい子たちも大好き。気づけば、3年間幼稚園の先生にいただいてきたカードには必ず「困っている子がいると必ず寄り添って助ける、優しい杏ちゃん」のエピソードがあります。声がデカくて負けず嫌いですぐ泣くけど、母は、心の底からあったかいあなたが、自慢です!
6年間で、自分の徒歩圏内に親戚みたいな親友が何人もできたね。家族と友達のことを、本当に大切にしているよね。いっぱい土に触れて、森でも海でもよく遊び、お料理もお絵描きも大好き。杏は、いつのまにかこんなにもどっしりと、自分の土台をつくってきたんだね。
幼稚園の壁に貼ってあることば。
赤ちゃんは『肌』を離さず
幼児は『手』を離さず
少年は『目』を離さず
青年は『心』を離さず
いっぱい肌ふれあって、たくさん手をつないだね。これから、杏は少しずつ私たちの手を離れ、自分の世界を広げていくんだね。まぶしいあなたから目を離さなければ、きっとパパとママが想像もしていなかったような素敵な風景を見せてくれるようになるんだね。
誕生日にはお友達を8人呼んで、寝袋持参でドキドキお泊まり。宝探しにピニャータ。自分で企画書を描いて、大好きな近所のパティシエさんにつくった巨大ケーキ。本気のとっくみあいアリのドロケイ。良かったねえ。楽しかったねえ。皆にお祝いしてもらったぶんだけ、優しい人になるんだよ。
ああ、生まれてきてくれて、ありがとう。
二人目・杏も子育て第1フェーズ終了で、母、感無量でございます。