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今日は放課後、子ども3人と一緒に海で過ごした。まだ水が冷たい海ではしゃぎ、波と遊ぶ子どもたち。いつもの ‪#‎黒門トビウオクラブ‬ の風景。どこを切り取っても絵になる、完璧な時間。なんでもない日常なのだけど、ふと泣きそうになった。

だって、子どもはすごい。自然に全力でぶつかっていき、自然から全力で受け取ることができるから。それなのに、私たちが作り上げたいまの都市生活には、その素晴らしい才能を花開かせる場が、自然からの恵みを受け取る場が、圧倒的に足りていない。

郊外だけど一応、人口5万人が暮らす「都市」であるこの町に、海があって山があることは、奇跡なのかもしれない。ふつうの暮らしの中で、放課後の時間に自然との全身全霊での交流ができること、本当にありがたい。家庭と学校のほかに、海というホームと仲間を持っている彼らが得ているものは、計り知れない。そんな彼らがつくる20年後の社会はきっと、楽しさと優しさに満ちるのだろうと思う。

足下の自然と向き合うことで、自分が何に生かされているかの実感を得る。食べ物はもともとお金で買うものではなくて、海や大地からいただく命だということを思い出す。ちょっと面倒で時間がかかっても、消費者としてだけでなく、主体者として生きる楽しさを知る。すると少しずつ、自分の周りに分かち合いの生態系ができていく・・・

質素だけど、確実な幸せ。

それを広めていけたらいいなと、いま、足下の自然や地域と向き合うことを真ん中に、遊び、学び、暮らしをつくる一般社団法人を設立準備中。大尊敬&大好きな仲間 永井巧さん、内野加奈子ちゃん、八幡暁さんと一緒に、少しずつ、少しずつ、動いている。

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で、じゃーん。
その皮切りとも言える企画を、今週の日曜日に予定しています。(前置きが長くてスミマセン・・・)

仲間のひとり八幡さんは、カヤックひとつ、身一つで世界中の漁村を訪ね歩く旅を続けています。オーストラリアからインドネシアを経て日本まで、伴走船もつけずに8000kmを単独航海した彼は、いまも、日本の漁村をめぐる旅「海遍路」を続けています。

彼らのカヤックが相模湾を横断して逗子に到着するのを記念して、今週日曜日、以下2つのイベントを開催します。


5月22日(日)
朝9時~ 「じゃぶじゃぶ@田越川」
14時~ 「海遍路シンポジウム@逗子開成高校」


お子さんと一緒に楽しみたい方は、朝9時に渚橋下の浜に集合!海から班は、大型カヌー、巨大サップ、カヤックに乗り込み、川を遡上し、途中から道路にあがり、水源へ。詳しくは、イベントページで。
https://www.facebook.com/events/259216824466852/

「山から海へと流れを水を知る。そんな遊びに理由は要りませんが、水道などのインフラが自然災害などで止まった場合、自分達で水を確保できるようになったり、身近な自然の中に、途方もない懐深さを感じられたりするから不思議です」by 八幡さん


そして、自然と人の関わりを掘り下げたい人、心震える話を聞いて、仲間を増やしたい人は、14時に逗子開成高校の徳間記念ホールへ。森里川海のある町で存分に遊びながら未来を見据えているツワモノな大人たちが、本音で語る場です。詳しくは、イベントページで。
https://www.facebook.com/events/1040667495968853/

「なんとなくいい話聞いたなぁ・・・ではなく、ここに座っている場合ではない!そんな思いがこみ上げてくるようなシンポジウムになると思います」by 八幡さん

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一般社団法人設立の発表や、これからはじまる等身大だけど壮大なストーリーの公開にはまだ少し時間がかかりそうですが、なんとなく、22日のこの2つのイベントから、すべてがはじまるように感じています。

海、自然、子ども、生きる力、分かち合い、新しい社会。

このあたりのキーワードにピンと来る方、ぜひ、ぜひ、22日(日)に逗子に遊びにきてください。一緒に楽しい時間、つくっていきましょう!