Leaving Japan (and my children, all three of them, for the first time!!) in two days to join Edible Schoolyard Academy in Berkeley... Excited, but already missing my children. They are simply wonderful!!




忘れないうちに子どもたちのセリフをメモしたものをいま、書き起こしています。あー、面白かった。

夕飯後、洗濯物をたたんでいたら、突然、占い師が部屋に入ってきました。


「わたしは・・・うらないしです。
なにかうらなってほしいことはありますか?」(うやうやしく)


「そうですね・・・。
あの、週末から久しぶりの海外で、アメリカに出張に行くんですけど、
ちゃんと仕事を頑張れるかどうか、聞きたいです。お願いします」


「わかりました。ちょっと横になってください」

(背中を踏むマッサージをしながら)


「あなたは・・・

(ゆっくり、言葉を選びながら)

時間をきちんとまもったり、
場所がどこかってことに迷わずに行きさえすれば、
きっとうまくやれるでしょう。


「なるほど。ズボラじゃだめなんですね」


「はい。つまり・・・
すべてはあなたしだいなのです!」


「笑! "すべては、私次第” なんですね!」


「・・・まんぞくですか?」


「笑!!はい、大満足です」


「では、しつれい」

(布をさっとひるがえして、子ども部屋に戻る)

こ、これは面白い・・・!
と思って、次女の杏も呼んでみました。





「楽器の妖精さーん!あのー、妖精さんも占ってくれるんですか?」

(杏、超・嬉しそうに入ってくる)


「はい、わたしですが」

(ごっこ遊びでは、杏は「楽器の妖精」ということになっていて、腰に、剣のような感じで、横笛をさしていました。それで「楽器の妖精なのか〜」と心中大爆笑ですが、こういうとき、格好を見て笑ったらおしまいです)


「あの、占い師の方に、ママが週末から行く出張でちゃんとお仕事を頑張れるか占ってもらったんですけど、妖精さんもそういうこと、できますか?」


「もちろんです」


「じゃあ、お願いします。どんなことに気をつけていってきたらいいでしょうか」


「あなたは・・・

(桃の真似をして、背中を踏むマッサージをしながら)

まず、ふざけすぎないこと。
あと、しゃべりすぎないこと。
それから・・・
かしこくなりすぎないこと、ですね」


「か、かしこくなりすぎない?」


「はい、かしこくなりすぎると、しつもんとかできなくなります。
だいじなことをたくさんわかるために、しつもんが大事です」


「ほえー。わかりました。・・・それから?」


「こんなのかんたんかんたーん、なんておもっていばらないことです。
いばっても、何も、いいことがおきません」


「へえー。
ものすごくためになりました。ありがとうございます」
(杏と入れ替わりで、また桃が入ってくる)


「あ、どうも、占い師さん。
さっき、占い師さんに言われたことと、
いま妖精さんが教えてくれたことがスゴすぎて、
ちょっとビックリしてるんですけど。
ついでにもうひとつだけ、アドバイスをいただけませんか?」


「はい。わかりました。
あなたは・・・
目標がどこか、なにか、わからなくてもいいんです」


「い、いいんですか?」


「とにかく前にすすむのです」


「あの、なにを目印にすすんだらいいのですか?」


「じぶんにはできると信じて、
でも、じぶんだけにしかできない、なんておもわないこと」


「は?」


「つまり・・・
あなたはみんなとおなじなんです。
みんなとおなじようにがんばって、みんなとまけないようにがんばって。
そうすれば、すごいところにいけるでしょう」


「へえー、わかりました」


「それから・・・
あなたは、英語ができますね」


「はあ」


「英語をいかして、知らない国のひととお友達になるのです!
それがあなたの道をひらいてくれるでしょう!!!」



「じぶんにはできると信じて、
でも、じぶんだけにしかできない、なんておもわないこと」

いやー、占い師さん、名言すぎて、ビックリでした。
妖精さんもすごかったなー。
あのひと、本当に1年生なのかなー。

あー、面白かった。
って、出張前日、まだ仕事山盛り。出発の準備もなにもしてない。こんなことしてる暇なかったはずだけど、そういうときこそ現実逃避で・・・。

子どもって素晴らしい♡