25 children and the parents are now onboard Peace Boat's global voyage. Articles are all in Japanese, but please enjoy the photos of the world first "onboard" Montessori Program!!

 

7年前にはじめた地球一周する船の上のモンテッソーリ保育園「ピースボート子どもの家」も、今回で地球10周目。フェイスブックページで、先生たちが書いてくれるブログの更新をお知らせしています。

 

初めて母になったとき、立てば這い、這えば歩もうと頑張る子どもの姿に感激しました。「うちの子、天才!」と思ったけれどw、そうではなく、世界中どこに生まれる子どもたちも、そうなんです。自分には絶対にできると信じて、努力をすることに喜びを見いだすことができる、そんな子どもの力を見て、衝撃を受けました。

 

それまでは大人向けに、平和教育・環境教育のプログラムを作っていたけれど、すべての子どもがもともと持ち合わせているこの素晴らしい力を大人社会が邪魔しないことこそ、いちばんの平和づくりなんじゃないかと思いました。

 

差別も偏見もなにもない小さな子ども時代にこそ、世界に出会ってほしい。言語も文化も自然の景色も、なにもかも違う世界中であたたかく受け入れられる経験をしたら、どれだけ大らかな心が育つだろう。

 

国際モンテッソーリ協会元理事でありすばらしい教育者、深津高子さんに相談しながら、子どもの「できた!」を応援する保育園を船につくり、これまでに150人以上の子どもたちと旅を続けてきました。

 

私の娘は4歳のとき、どこの国が面白かった?という問いに対して「ヨルダン!」と答えました。お祈りの時間を知らせるアザーンの響き、おやつにいただいたデイツの甘さ、ぎゅーっとハグしてくれた大柄の現地女性の笑顔が、イスラムの奥深さ、あたたかさとして彼女の中に残ったようでした。

 

実際に現地を訪ねる前に、メディアから刷り込まれる大人が持つ「イスラム」観と、なんて違うことか、と涙が出そうなほど感激したのを覚えています。

 

さて、そんな子どもたちの船旅も、今回で10周目。25人の子どもたちとその保護者、先生たちをあわせて50人の大家族で、横浜&神戸港から地球一周へと出発し、現在インド洋を航海中です。

 

 ※インスタグラムも更新中!

 

私は今は陸からささやかなサポートをするのみですが、今回もどんな出会いと成長があるか、ワクワクして見守っています。よかったら皆様もぜひ、「子どもの家」ブログをチェックしていてください♩

 

http://pbkodomonoie.jp/blog/