Community-built tree house for our second daughter Ann's 7th birthday... So much fun, what a bliss!! 

 

至福です。

杏の7歳の誕生日会、テーマは「みんなでツリーハウスを作ろう!」。

 

 

パーマカルチャー仲間でツリーハウスビルダーのShuichi Nakazatoくんを先生に迎え、近所の友人たちと作りました。夢の、ツリーハウスを、うちの裏庭に!!

 

 

ご飯を持ち寄り、大人も子どもも一緒に、木登り。木を運び、磨き、塗って、切って、しばって、打って。

 

 

1人じゃできないことも、みんなで集まればあっという間に形になる。しかも、楽しい。集まって、食べて、自らつくって、みんなで遊ぶ。きっとほんの少し前まで、人は日々、こんな風に皆で暮らしを作っていたんだな。そして、それってこんなにも、満たされた時間なんだな。

 

 

 

 

杏のおかげで、懐かしい未来を見た想いでした。

 

 

 

「木にボルトは打たない、枝もなるべく落とさない、材料はできる限り廃材で」

・・・がモットーのシュウくんのパーマカルチャー的ツリーハウス美学に、100%共感してはじめた今回のプロジェクト。

 

 

今回の材料は、シュウくんが新潟で自ら切り出してきてくれた間伐ブナと、キリガヤさんでいただいてきた廃材。それが、子どもたちの手で素敵に変身していく様子といったら!

 

 

とはいえ何度か「ここだけは」という枝を選び、電ノコで落としているシュウくんを見て、はしゃいでいた杏が寄ってきました。ウィィィィィィン、という電ノコの音を聞きながら、言いにくそうに、一言。

 

「あのさ・・・ママ・・・。本当は、梅の木、切ってほしくなかった?」

 

「え?」

 

「ウチ・・・梅の木を切るくらいだったら、ツリーハウス、いらなかったかも・・・」

 

「笑 そうか、梅の木がかわいそうだなっていう気持ちがしたの?」

 

「うん」

 

「大丈夫。梅の木もきっと、杏たちがもっと一緒に遊ぶようになったら喜ぶよ。シュウくん、なるべく木を切らないように考えて作ってくれてるし、梅の木にとって枝を切ることはたぶん、杏が髪の毛切るのと同じ感じなんじゃないかな」

 

 

そう答えて、安心した杏の顔を確認しながらも、いや、やっぱり、杏のほうが合っている気がする。と思い直して、梅の木に手を合わせ、感謝しました。

 

「いつも子どもたちを見守ってくださり、ありがとうございます。あなたの枝に、ツリーハウスを作らせてくれて、ありがとうございます。どうかどうか、子どもたちと一緒に、これからも元気で生きてください・・・」

 

 

昨日は子どもたちみんなで暗くなるまでツリーデッキで遊び、今朝も早くから木登りしていました。

 

 

 

今回はツリーデッキまでしか仕上がらなかったから、まだ小屋をつくる楽しみも残っています。ちょっとインパクトや丸ノコ、グラインダーを触ったら、DIY熱に火がついちゃって、大きめコンポストや鶏小屋も作りたくなっちゃったりもして。

 

じゃーん。そして、ツリーハウスのほか、見てください、これーっ。

杏がデザインして、近所の大好きなパティシエお姉さん Bakeromi こと広海ちゃんにつくってもらった、このケーキっ♡!

 

 

杏、嬉しすぎてしばらくかたまっちゃってました。笑

 

 

 

逗子の仲間たちとは今、逗子市の制度「アダプトプログラム」(市有地の里親になる制度 / http://www.city.zushi.kanagawa.jp/…/adopt…/adoptprogram.html )を勉強中。市有地の里親になり、楽しく整備しながら、皆で食べ物を植え、遊び場作りに励む計画を続々練っています。あの森も、あの公園も、あの空き地も、みんなで食べ物だらけの遊び場にしちゃおうよと。

 

そうそう、そうなんだよ。1人じゃできないことも、みんなで集まればあっという間に形になる。しかも、楽しい。

 

人生って、人が生きるって、ほんと、豊かだなあー!

 

 

親バカ誕生日会に集まってくれたみんな、いつもいつもありがとう。おかげさまで、親子で幸せです。ありがとう。

 

 

<ついき>

 

*中里修一くん(Shuichi Nakazato)は、パーマカルチャーデザイナーとして、ツリーハウスビルダーとして、全国で活躍できる先生です。大人だけでガッツリでも、子どもも一緒にノンビリでもいける人。ツリーハウスのあるパーマカルチャー菜園、あなたの町にもひとつ、いかがですかー?!

 

*写真に出てくる美しすぎるケーキは、近所のパティシエ小禄広海ちゃん( Bakeromi )作。杏がデザインしたケーキを大好きな近所のお姉さんが忠実に再現してくれて、実物が出てきたら、杏、嬉しすぎて緊張のあまり固まる。笑 かわいかったなー

 

*私の写真も混ざっちゃったけど、「おっ」といういい写真はすべて小禄慎一郎くん(http://owlcompany.net/photographers/shinichiro-oroku/)撮影。慎ちゃん、いつもありがとう!!