"Bring your own vegetable as participation fee, and let's cook & eat together!" Eat local festival in Zushi - well done. Had too much fun improvising everything today.

 

 

 

「逗子を遊び、逗子を食べる」日。
参加費無料、予約不要。誰でも参加OK!

 

あたたかな小春日和、森にも海にもほど近い蘆花記念公園に、100人以上(何人いたかなー)の大人と子どもが集いました。

 

 

カヌーやヨットで海に出てワカメとアカモクをとってきた子、

そのアカモクを混ぜ込んださつま揚げをその場で揚げてくれる飲兵衛の母仲間、

森を歩き、採ってきたセリやノビル、クレソンを誇らしげに見せてくれる子、

それを自ら天ぷらにして振舞ってくれる5年生たち、

ロープワークだけで廃材DIYして、即興ブランコやテーブルを作る父たち、

そこで遊び、草花で飾る子どもたち、

鶏を皆で屠っていただく体験(卵管から殻のないタマゴが出てきた!)、

古着と服の交換会では会話も弾みます。

 

 

 

調味料は、前の日に逗子海岸の水を炊いてできた塩、友達が仕込んだまろやかな醤油、手前味噌、友達の会社が作る贅沢なごま油。

 

 

 

「この町でとれたもの、またはつながりがある食材」というテーマだったから、お酒も砂糖もない。ならば甘みは、干し芋、梅酒、夏みかんシロップからとりましょう。

 

母たちが料理する横で、おじいちゃんの庭のみかんを絞りはじめたら、子どもたちが長蛇の列w 作りながら、食べながら。

 

 

「自分の田んぼで育てたお米です。羽釜と炭火で食べよう」

 

「昨日、この森を歩いて収穫したフキノトウで、蕗味噌作ってきました」

 

「ワカメは、しゃぶしゃぶが一番。友達の庭のレモンと、逗子塩で」

 

「もったいない人参のラペには、友達の庭のお花と、大池公園のクレソンを添えて」

 

「朝、庭の畑で間引いてきた大根の葉っぱは、逗子塩で炒めてふりかけに」

 

 

 

 

「野草の天ぷらは、皆、セルフサービスでやってもらおう」

 

「ニンニクがない。そうだ、この近所にママ友がいるから、この山盛り玉ねぎと交換してもらえるか聞いてくる!」

 

「オリーブオイルがない。でも、ごま油と醤油と菜の花、そこにアカモクを混ぜ込めば、磯の香りのご馳走和風パスタ!」

 

 

飛び入り参加したYaowadee Chookongがタイから担いできてくれたレモングラスやタマリンドをふんだんに使った煮込み料理からは、私が食材として持ち込んだうちの梅酒の梅が出てきてびっくり。聞けば、「Momo(うちの長女)が作った味噌も入れたよ」ってw。

もちろん、味はまとまっていて、絶品!

 

 

 

さあ、1時になりました。
それぞれのチームの武勇伝を聞いて笑ったら、みんなで一緒に

「いただきまーす!」

 

 

初めましての人もたくさんなのに、みんなで作ってみんなで食べれば、自然と話も弾みます。

 

黒門とびうおクラブの子どもたちが収穫した夏みかんは、町のビール屋 Yorocco Beer が爽やかな春のビールに変身させてくれていて。

 

「かんぱーい」で一口飲んだら本当に爽やか。子どもたちと一緒に収穫したあの日を思い出して、ああ、感無量。

 

なんて豊かなんだろうと、幸せで泣きそうになりました。

 

 

 

自然と暮らしがつながる場所に、子どもの居場所あり。
子どもが自由に遊びまわることができる場所に、未来あり。

 

 

 

「この町を食べよう」収穫祭、楽しすぎる。

 

関わった皆さん、お疲れさまでした。
初夏に、またやろ!!