昨日はお花見で賑わう上野でセンスオブワンダーでした
公園内の山桜も綺麗ですね
しかし先生のご提案もあり、動物園で以前外から見たワシに会いに行くことになりました
動物園に行く前に一服していると、カラスさんが近くまでおやつタイムに来てくれましたよ
まんまるになったキジさん
白梟さんはホウホウと鳴いてくれました
動物園の中の植物もエネルギーに溢れています
色々と見てまわっていると、こちらのオジロワシさんが騒ぎ出しました。
何かと思ったら、向かいの檻の中のオオワシのところに一羽のカラスが
檻の外からイタズラに意地悪しているような感じで、カラスもワシも大騒ぎ
コンドルさんに至っては、どさくさに紛れて大きな羽根を見せびらかしてサービスショットのチャンスをくれました
はじめはあのカラスさん、ただの意地悪だと思って見ていたのですが、休憩している時に先生が、でも実はあのカラスは檻の中の鳥たちに喝を入れたという見方もできるのではないかと仰ったのです。
私は目から鱗が落ちました
動物園の存在意義への賛否は別にして、檻の中の猛禽類たちの野生を奮い立たせるためにちょっかいを出したのではカラスはトリックスターの役割を果たしたのではないか、と
大きな体と大きな翼。あの檻の中は、狭過ぎます。その生物のあるべき姿を思い出させるために、今日のカラスさんは大切なメッセージを届けてくれました
あるべき姿と言えば、先日髪の毛をバッサリ切りましたしかもサイドは刈り上げ
若い頃は、金髪、赤髪、紫、緑に染めたり、超ロングのエクステをつけたりアフロのようなスパイラルパーマをかけたり、割と奇抜な髪型にすることが多かったのですが、社会に出てからはなんとまあ当たり障りの無い髪型で過ごしてきたことか
思い返せば、当時は自己主張の手段として髪型を利用していたのかも知れません。末っ子で放任されている自分、外国人としての自分などの葛藤を表現していたのでしょう
でも、社会に出たら目立たない方が平穏無事に生きられるし、そうやってぼんやり生きて行くうちに、なりたい自分像が崩壊し、いつしか主張すべき自己も無くなっていたのだろうと分析してみました
そして当たり障り無きロングヘアのOLで生きていることへの突然の苛立ちを抑えきれなくなって刈り上げショートヘアやっと自分らしくなれて、身も心もスッキリサッパリ爽快ですっ
もともと女性性より男性性の方が強い性格なので、ショートヘアにすることでメンタルバランスが良くなったせいか、逆に女性らしい面が輝き出したような実感があります
髪型で自己主張していた若かりし頃好きだった言葉は「自尊心」でしたそれがいつか薄れてしまっていたけど、戻ってきたような気がします、私の中のヘラジカ
話が逸れましたが今日カラスが猛禽類たちに鳴らした警告は、私という器の中に居る私の魂にも響きました
本来在るべき自分の姿を改めて見返すことも大切ですね。髪型ひとつにこんな深い意味を見出すことができました
残念ながら皆既月食は見えませんでしたが、神秘的な出会いに感謝いっぱい、そして4月4日で4合わせ(しあわせ)な1日でした