この写真は2008年夏のデザイン発売前に
Cafe Yucuruさん を貸し切ってお披露目会をしたときのもの。
布ナプを手にしたお客様同士がどんどん仲良しになって
見ているスタッフまでうれしくなる、楽しいイベントでした。
ご応募いただいた60人ほどの方がご参加くださいました。
また布ナプイベント、なにか企画したいと思います!
さて、布ナプキンは買ったし、いよいよ布ナプデビューです。
いろんな種類の布ナプから選んだ初めの1枚は、
「これがナプキン?ありえないでしょ!」と思っていた
ハンカチみたいなプレーンタイプという布ナプキン。
なにも初めの1枚で冒険しなくてもねえと、自分でも思ったんですが
ネットでいろいろ情報収集をしたところ、、
どうもこのプレーンタイプが使いやすい、という声が多いんです。
どう使いやすいかなんてことは、使ってみないとわからない。
布ナプを使うこと自体がかなり冒険なわけで、
ええい、こうなったら冒険ついでや!女は度胸やっ!(?)
で、使ってみました。
もう、目からウロコってこのこと!?
やわらかいんです!
あたたかいんです!
気持ちいいんです!
正直言うと、布ナプはとりあえず1回だけ使ってみて、
その後は市販の使い捨てナプキンに戻るつもりでした。
でもこの心地よさを知ってしまうと、、、もう戻れない~~!!
そして結局、布ナプデビューのその日一日、
使い捨てナプキンを使うことはありませんでした。
使い捨てナプキンを使っているときはアタリマエで、
それを特に不快だとも思っていなかった感触が、
布ナプと比べると、とても冷たくてぺたっとしたものに感じます。
素肌にレインコートを着るのと、(使い捨てナプキン)
綿の肌着を着る(布ナプキン) ぐらいの違いといえばいいでしょうか。
そう、紙ナプは 「道具」 という感じがするけど、
布ナプは 「下着」 っぽい気がします。
今までの使い捨てナプキンで、
袋を破ったり、テープをはがしたりするときの
カサカサした音がないし、ゴミも出ない。
あたりまえだけど、そんなことも感動でした。
そして一番考え方が変わったのは、
生理で出る自分の経血は、汚いものじゃない、ということ。
布ナプを使ってみて感じたあたたかさというのは、
実際、生地がやわらかくて、体が冷えないっていう意味で
あたたかいっていうのもあるんだと思うんだけど、
なんていうか、「受けとめられてる」っていう感じがするんです。
使い捨てナプキンだと
「(経血を)片付ける」 → 「ごみ」 っていう無機質な感じで
そこに情がわくことはありえないんだけど、
布ナプで「受けとめられた」経血は、
ごみでも汚いものでもなく、自分の体の一部だと感じて、
気分的にとってもあたたかいんです。
これはかなり、自分でも驚きでした。
そんなこと、考えたこともなかったですから!!
生理なんて、うっとおしくて汚いものでしかなかったのに! !
そして布ナプを使う前の不安要素の1つである、洗濯。
これはまた別にお話しようと思いますが、
思ってたよりも全然面倒じゃなくて、拍子ぬけしたぐらい。
使い捨てナプキンを使ってた頃は、
トイレの汚物入れからゴミを出すことさえ面倒だったわたしが
布ナプの洗濯が面倒じゃないと言うなんて、
ほんとに自分でもびっくりですが !!
こんな衝撃をうけたら、オンナたるもの、黙ってことなんてできません。
ですよね~?
つづく~