今回の年越し旅行は、宮崎へ。
未来への手紙ねえ。
ホテルはシーガイアリゾートでした。
窓の外は海!
カウントダウンの花火も、あったかい部屋で、呑んだくれながら見れるという極楽。
海からの初日の出も、部屋から見れました。
最高だー。
でも一番よかったのが、宿泊者専用の風待ちテラスというお部屋(?)。
カフェのある、おしゃれな図書室と言えばいいのかな。(語彙力。。)
宿泊ゲスト専用ラウンジ、だそうです。
なんか、格が上がるな。(笑)
インテリアがすてきなんです❤️
置いてある本も、読みたくなるものばかり。
で、そのテラスの奥に、レタールームというお部屋がありました。
きれいなポストカードが何種類もあって、未来への手紙が書けるんです。
受け取るにはまたここに来ないといけないって、思いっきりリピート獲得目的の販促やん。
(20年経っても取りに来なかったら、郵送してくれるんだそう)
なんてちょっと斜めに構えてみたくせに、書き始めるといろんな想いが湧き上がってきたりするのですよ、これが。
こんなすてきな部屋で書くから、かもしれない。
この雰囲気、ほんと好き。
テーブルの上には、いろんなペン、色鉛筆にスタンプも用意されてます。
でも決して押し付けがましくない、気持ちのいい心遣い。
「未来への手紙なんて、私はいいわよ」と言っていた義母も、いつのまにか書いてます。
書きたくなる部屋なんですよね。
投函された手紙は、受け取る予定の年の引き出しに保管されます。
2040年の引き出しまでありました。
ハリーポッターとか、シャーロックホームズとかに出てきそうなアンティーク家具。
私、なにしてるのかな。
このレタールームで書けるのは、未来への手紙だけじゃありません。
いちいちすてき。
テーブルの方を振り返ると、義母も手紙を書き終えてました。
どんな手紙を書いたのか聞いたら、
「パパに書いたのよ」
「住所に天国って書いたら、届くかしらねえ」
なんて目元を光らせながら言うから、私は涙腺が決壊するのをごまかすのに必死でした。
亡くなって16年になる義父への手紙。
届くもなにも、お父さんすぐそばで、今読んでますよって言うのはやめました。
でも確実に、そこに義父もいた。
何年経ってもお互いを思いやるふたりがまぶしくて、ハンカチを持たずに来たことを大後悔。
このレタールームは、なんだか特別な空間な感じがしました。
その人それぞれの景色が見えるんじゃないかなあ。
私は、10年後の夫と私へ。
これまたすてきなポストに投函。
昨日の晩ごはんの店はおいしかったけど、混んでて料理が出てくるのが遅かったとか、しょうもないことを書いてしまった。。。
義母の手紙で流した涙はどこへ?(笑)
地球洗い隊店長 小山田貴子(おやまだよしこ)
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