こんにちは

nippieです







今まさに

始まったばかりの

第69回トニー賞キラキラ☆

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私はテレビの前で

WOWOWにかじりついております!



めだまこのトニー賞と錦織圭選手の試合のために
 WOWOWの加入料を毎月せっせと支払ってるんよ

















え?

そんなに意気込んでいるけど

トニー賞ってなに?って??








良く聞いてくださりました!!







トニー賞は

NYのブロードウェイで公開されている

ミュージカルや劇の中から秀でた作品やスターを選ぶ

演劇界で最も権威のある賞なのです!

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映画界はアカデミー賞、

音楽業界はグラミー賞、

テレビ業界はエミー賞、

ミュージカル・演劇はトニー賞!!



とにかく超名誉ある賞ね♩








トニー賞は

毎年RADIO CITYで行われるんだけど、




去年はたまたま6月にNYにいて、

一般人でも

チケットをオンラインで買えることを教えてもらい

興味本位で調べてみたら







一番後ろの席で

チケット1枚...


7万5千円!









高いよ!高い!

涙





でも…ちょっと待って…

一生に一度の機会といえば…

買えなくもない絶妙な金額…




と心の悪魔が囁き

チケット購入の注意書きを見直したら


「ペアでの販売」

とのこと。








つまり二人で15万!










もちろん

そんな大金を支払ってまで

一緒に言ってくれる友達は見つからず

泣く泣く断念したのでした。






もしチケットを手に入れていたら

こんなのなのかな??




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あ~!!

いつか大富豪になって

再チャレンジするわ!

(夫よ ますます仕事に精進しておくれ!!笑)











今年は

5月に2週間NYにいたので

本番のトニー賞は鑑賞できませんでしたが、



時間の許す限り

ノミネート作品を観てきました!!!








今回観たのは

この6作品!!






ジャジャジャン!!!

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今回のトニー賞は

私たちジャパニーズ日本にとっては

今までと違ってちょっと特別!








なぜなら

そう!!!!










KEN WATANABE様が

キラキラ主演男優賞にノミネートキラキラ

されているから!!!


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これね、

本当にすごいことなんじゃないかと

思うのです。











特に「主演女優/男優賞」

ノミネートされることは

本当に本当にすごいことなのです!










なんでかって、

ブロードウェイのミュージカルに

出るためには...






生で歌って、

踊って、

「英語」で演技が

できなけれないけないので


日本人にはなかなか
ハードルの高い!!

(母国語が英語じゃないのは結構、いや、かなり厳しい!!)







その上

ミュージカルの演目は

欧米を舞台にしたものが多いから


そもそもアジア人が主役になる

脚本が極めて少ない!!

(あったとしても韓国人や中国人スターの皆さまとの壮絶な主役争い!!)









それに加えて

トニー賞の主演男優賞の規定が


『その演目の

「スターティング・メンバー」

でなければいけない』ので



そんな大役に

最初から抜擢されるためには


相当な実績と実力が

なければいけない!!!

(IdinaMenzelさんと張り合えるくらいの話題性やカリスマ性がないといけないなんて厳しすぎる!!)






つまりは

「歌・演技の実力」+「知名度・実績」+「運」

の全てが揃わないといけない

超ミラクルスーパー狭き門

なのです。






日本人が獲得するという意味では

グラミー賞よりもアカデミー賞よりも

ハードルが高いんじゃないかと思っているのです。











さて、

そのKEN様が

主演されている



THE KING & I 

(邦題「王様と私」)








ミーハーな私は

しっかり

観てきましたよ!!

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場所は

リンカーンセンター内の

THE VIVIAN BEAUMONT






他のミュージカル劇場に比べると

近代的な会場が印象的でしたキラキラ



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水曜日のマチネ(お昼)公演だったからか

ご年配の方がいっぱいでした

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ミュージカルのあらすじはね

私の説明じゃきっと下手っぴだから

こちらをどうぞ→






いや~

KEN様

すごい迫力でした!!!

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タイの国王という役にピッタリで

貫禄があって…

(目力半端ない!!!)

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ちょっとお茶目で…

(コミカルな一面も!!!)

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素晴らしい演技でした!!

(これがハリウッド級の演技なのね~好物










そして

有名な「Shall we dance」の曲に

合わせての

ダンス!!!


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もう息が止まるくらい

スンバラシカッタ!!!!!













これで

トニー賞の主演男優賞決まりヨッ!!!!


と…言いたいところだけれど…













そうも

言い切れないとことが

チラホラ

(あらやだ、非国民とか言わないでね!)










まず1つは

英語の発音。







いえ、

もともと

英語が片言の

タイの国王の役なので

ペラペラである必要はないのですが











それにしても…







いくらなんでも…







聞き取りにくいワッ!!!!!







発音なのか

滑舌なのか

会場に反響して

とにかく聞き取りにくかった!







観客の間からも

「ん??今なんて言ったんだろう??」

という声が…






これはちょっと勿体ない!

ファンとしては

台詞1つも聞き落としたくなかったわ!













もう1つは


歌!!!





やっぱりミュージカルといえば

演技と同じくらい…



いや、

もしかしたらそれ以上に

大切なのは歌!!









KEN様 の歌声は…










そうね…












言葉を選ばず言うと…









普通。





やっぱり

ケリー・オハラさんなど

他の出演者の

声量やら音域やらが

すごすぎたので

ちょっと

物足りなかったかな?という印象!






しかも

お一人で歌い上げる

3分以上ある

ソロだったので








そこは

もうちょっと

踏ん張っていただきたかった!!!



















なので

KEN様の主演男優賞は厳しいかな…?


という印象ですが









でも!!!!!!

やっぱりぜひとってほしい!!




遠いニッポンから

熱いエールを送ってます!!!



KEN様~!












一緒に主演を務めた

ケリー・オハラ様は

十分に可能性あり!!!!



過去に6回も

トニー賞にノミネートされている

実力者なだけあって

めちゃくちゃ上手かった!!!


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そして

作品自体は3時間の超大作だったけど


アッという間に感じるくらい

素晴らしい内容だったので

「ミュージカル・リバイバル・作品賞」に

輝く可能性は十分にあると

素人のワタクシは予想します!!!




応援しております~!!!!







では、

最優秀作品の

4作のうち

評価が高かった


「An American in Paris」


「Something Rotten」


「FUN Home」


の予想…








まずは

「An American in Paris」

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バレエダンスが華やかな作品

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ミュージカルは

歌で気持ちを表す系が多いけど

これはダンスで表現!!!







とにかくダンスしまくり


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踊って…


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踊って…


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踊って…


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踊りまくり!!!!









主演の

お二人は

有名なバレエダンサーとか。







ダンスできるだけじゃなく

歌まで歌えるなんてすごい!!






セットも

パリを舞台にしてるだけあって

オシャレ~なんだけど




サラサラサラ~って

見終わる感じ!!




















お次の

Something Rotten

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これは

めちゃくちゃ面白い!!







歌も迫力満点で

パンチ力系ばかり!!

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出演者も制作者も

トニー賞やグラミー賞をとっている



スター選手ばかりなので

「ヒットの生み出し方はお手のもの!」

という感じ!






笑いのツボも…

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音楽のツボも押さえまくりでした!

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ミュージカルの

パロディシーンが多いので


ノリの良い

ニューヨーカーは劇中

手をたたいて大爆笑!












出演者からも


「トニー賞は

  ワテらのもんやでー!!」


という気迫が感じられて

ものすごく盛り上がっていました







私も

観た直後は

「これがきっと今年のトニー賞間違い無し」

と思ったのですが…





その数日後に観た

FUN HOME

に心打たれました

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レズビアンの娘と

自殺をするゲイの父の話








事前に

あらすじを

読んでいかなかった私は


「え?FUN home ちゃうの?
 
 暗すぎるやろ!

 全然FUNちゃうやん!」



と思ったわけですが








よくよく話を知ると

FUNhome = 「FUNERAL HOME(葬儀屋)」の略らしく




そりゃ明るい話はわけはないな

と納得したのです。






小さな劇場で

ステージを囲むように

グルっと観客席が一周しています。

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もともとオフブロードウェイの作品だっただけに

出演者と観客の距離が近い!!!



パンチの効いた

観客も多い!!

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ちなみに

こういう会場の形なので



1分でも遅れたら

後から入場できない!



途中で離席することも基本はNG!



どうしても席を立つ場合には

もう席に戻れない!!



という

とんでもなく厳しい規定が

設けられていました。








そう言われると

突然尿意を催す不思議…













全体的には暗いんだけど

なんだか不思議な後味

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なかなか主人公に

自分を投射しにくい

内容だったけど



今はトレンドになりつつある

LGBTのテーマが

色んな目線から描かれていて

とても心に響きました

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と、いうことで

まとめると!!










ミュージカル賞は

「FUN HOME」



リバイバル賞は

「The King and I」




主演男優賞は

「マイケル・セルヴィリスさん(FUN HOME)」


だけど


ぜひとってほしいのは


KEN様!!








主演女優賞は

「ケリー・オハラさん(The King and I)」




さてどうでしょう~!!!!



今から発表

ワクワクが止まらない!!!



nippie
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