今日の好きな歌は桑田佳祐すべての歌に懺悔しな!!です。



この曲は今の若い子達は知らないと思うけど桑田佳祐VS長渕剛の発端になった曲です。詳しくは歌詞を観て下さい。こちらです。

あれからもう15年以上経ったか・・・。当事からサザンファンで、かつ長渕も少し好きだった俺の心情を書いてもいいかな。とりあえず先に謝っておくけど熱狂的な桑田ファンの方、ごめりんこ。そして狂信的な長渕信者の皆様、ごめんねごめんね~。

まあ当事の状況を書いておくと、桑田はサザンが活動休止中でソロ活動をしていた。ソロではサザンとは違って何をするべきかを模索していたと思う。一方テレビに出ないと公言はしていなかったものの、あのE・YAZAWAこと矢沢永吉がアリよさらばってドラマの主役をやりだした時期でもあった。そして長渕はドラマや映画にバンバン出て、詩もt相田みつをの詩を引用したり、女性問題がクローズアップされていた。まあそんな状況でした。

桑田の言い訳は「俺も含めたテレビに出て歌ってるロックシンガー全員を批判した」と言っていたが、正直かなり苦しいと思う。それ、事が大きくなってから言ったんじゃ後出しジャンケンと一緒だしね。しかもテレビにゃ出ないと言ったのにドラマの主役は燃えているとか具体的過ぎるし。

そして言われた矢沢は大物だった。「お互いミュージシャンだから矢沢全然問題じゃない。OK?」って軽くいなしてた。でも同じくドラマの主役に燃えている長渕は違った。桑田の野郎ろくなもんじゃねえ!ってピーピー怒ってた。矢沢の反応の後にこれだから長渕器小っちゃ!って思ったね。

ただこれだけは言えるんだけど、桑田は決して自分からケンカを売るような奴ではないハズ。まあ前にサザンで紅白に出たときに三波春夫の物まねをして、NHKに相当怒られて以来もう紅白には出ない!スタンドアリーナァ~!って言ってた事はあったけどさ。
あとは吉田拓郎を名指しで歌った吉田拓郎の歌とか弘田三枝子を批判?したMICOって曲もあるんだけど、それらには桑田流の愛があった。拓郎や弘田三枝子に歌でお返しをされて、ある意味キャッチボールが成立していたんだ。多分これも長渕や・・・いやおそらく矢沢と近付きたかったんだろうな~って今にして思う。

でも相当桑田寄りの意見になるけど、多分ソロで何かしないと!って思って社会性のある曲を書きたかったんだと思う。これが収録されてるアルバム孤独の太陽は全編そんな感じだしね。んでこの騒動以来桑田のソロは社会批判からたまに毒が混じる程度の普通の曲になってしまった。結局この騒動は長渕の薬物所持で逮捕(薬にゃ目が無いバカヤロ様)と桑田の謝罪、年越しコンサートで福山雅治と泉谷しげるを呼んで、その二人の前でもうこの歌は歌いませんと宣言して終了になりました。

と、長々となってしまったが今日は以上。まあどっちもどっちだけども、音楽業界は桑田派が多かったと思う。共通して言ってたのは歌で返せ!と。拓郎や矢沢、和田アキコも言ってたなぁ。残念なのは矢沢が歌で返して欲しかった!それだけです。あうっ!