ピアノオーディションに合格して、伴奏者として気を付けること。

それは、一定のテンポで一曲を弾くということ。

以前、小学校の先生が6年生の卒業式に伴奏を弾いていて、どんどん速くなって終わってしまったことがありましたf(^^;


本番で緊張することと、曲の盛り上がりとが子供たちの脈を早くして、歌が進んでしまったのでしょう。

そのテンポを保持するのが伴奏者。(指揮者がいれば、指揮者ですが卒業式は無しのことが多いみたいです。)

どうやって保持するのか。それは、人に左右されない自分のテンポを持っておくことです。


子供達は大人より脈拍が早いですよね。40歳代の今日の私で、60秒=75拍




因みに、脈拍の正常値です。
成人になると脈拍の正常値は、50~90回ほどとなりますが、新生児の場合は70~170回と脈拍の正常値はかなりの幅があります。

脈拍 正常値
脈拍の数
新生児
70~170
4歳
80~115
8歳
70~110
10歳
70~110
14歳
65~105
18歳
50~90
20歳~
50~90

脈拍の正常値は、若いほど多い、男性より女性の方が多いという特徴があります。
成人男性と女性を比べると、男性で60~90回・女性で70~100回が脈拍の正常値となっています。


ピアノを弾いていて、どんどんテンポが速くなってしまう生徒さんは、拍の長さが保てていません。

そんな生徒さんには、ズバリ「裏拍」を感じる練習が有効です。


メトロノームを使用して出来ても、外すと早くなってしまう人はこれです。


   ♪  ♪  ♪  ♪  ♪  ♪   ♪   ♪
  い  ち   に  い  さ  ん   し   い

「○ち   ○ い   ○ ん   ○ い」
      ち        い        ん         い  
が、裏拍です。



裏拍もちゃんと音価(音の長さ)があります。これをレッスンでは、体を使って体得していきます♬


安定感を持って、伴奏したいですよね✨