リネンで表現する夏 | sutekinohousokuのブログ

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7月も後半となりました。今年は長雨で梅雨明けが遅くなりそうです。
蒸し暑かったり冷房もいらないくらい涼しかったりと変動の激しい最近の天気へ対応するのは大変ですが、そんな中でも装いで「夏」の季節感をさりげなく表現できると素敵です。
そこで、今回はリネン(麻)の魅力をお伝えします。

夏になると各ショップの店頭に並ぶ、リネン素材のアイテム。
ざっくりとした乾いた肌ざわりが夏らしさを演出します。
リネンは吸湿性や速乾性があるのが特徴で、汗を素早く吸収し肌をさらっと快適な状態にしてくれます。また、保温性もありますから、長袖シャツがあれば冷房で温度が下がった室内でも寒さから体を守ってくれます。きめが粗くあたたかみを感じさせる素材ですから、リラックスしたオフタイムの場面で活用してはいかがでしょうか。

写真左上は、白いリネンシャツにワイドパンツを合わせて太いベルトでウエストをマークした「ワイルドシック」の装い。アクセサリーは大振りのものを合わせていて迫力があります。シンプルながらも大人のリッチ感が表現されたコーディネートです。ゆっくり寛ぐ友人とのランチなどにいかがでしょうか。「密」を避けるため、最近はオープンテラスの席を好んで選ぶという人もいるでしょう。天然素材であるリネンの風合いが、日光や植物のグリーンによく合います。

一方、写真右下はボートネックや丸みのある体から離れたシルエットが「ニュアンスボーイ」の装い。小物づかいも個性的でリラックスした雰囲気があります。日中の自然豊かな遊歩道や海辺の散歩などにいかがでしょうか。ハッとするような鮮やかなブルーは夏の強い日差しによく合います。「色」も季節感を表現する手段。ぜひその季節に映える色を意識して選んでみましょう。

新型コロナウイルスの感染予防で、マスクが必須となっている今年の夏。
息苦しさを感じることもあるかもしれませんが、装いの力を活用して元気に乗り切っていきましょう。

ファッションレスキューアカデミア
装力士 岩﨑麗