福島のショッピングモールでのトークショーの時のこと。



一通りトークショーを終え
サインと握手会をした時だ。

自分の順番になった時に
突然涙ながらに話しかけてきた女性がいた。

「あの時、鈴木さんとプロレスにどれだけ勇気付けられたことか...」

どうやら震災の時にどっぷり被災したらしい。
彼女は続けてこう言った。

「やっと鈴木さんに会えました。本当に会いたかった。一言どうしても直接言いたくて....ありがとう....」

彼女は涙を必死にこらえながら、
でも抑えきれない表情でそう言ってきた。

一緒に来ていた息子は未だ仮設の小学校に通っているそうだ。



オレたちコッチ以外に住んでいる人間には「5年前」のことでも、
コッチの人間にとっては「今」のことなんだと実感した瞬間だった。




つらい時、
苦しい時、
悲しい時、
いろんな時があると思う。

プロレスにはそれらを浄化する「チカラ」があると今も思っているし、信じている。
それこそが日本のプロレスが60年あまり根付いてきた理由だと思っている。


たくさんのコトを思うのと同時に
一つまた心に思ったことがある。


プロレスは...
いつでも、
どんな時でも、
みんなの「チカラ」になる...と。




越えらんない高い壁は...
ぶつかってぶっ壊して...
前に進んでけばいいさ...
強靭な向かい風は...
背中で受け止めて...
追い風にすればいいさ...






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