西郷どん第33話『糸の誓い』、ご覧いただきありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
糸さんはご自分に子供ができたと知った時、どれほど嬉しかったことでしょうね。
前のお家に嫁いでいた時から、何年もそのことを気にし、苦しみ続けてきたわけですから。
全て女性の責任になってしまうこの時代、女性にとって苦しい時代でもありますね。
ちなみに、糸どんを演じる黒木華さんとは「花子とアン」「天皇の料理番」と三度目の共演です。
これまでの2回は2度とも義理の妹の役。
今回はついに夫婦の役になり、はじめは少し気恥ずかしい感じがありました(笑)
幼馴染の糸さんを急に妻として迎えた吉之助の心境と似ていたかもしれませんね。
さらに、イギリス公使パークスの奥様を演じられたハンナ・グレースさんも、「花子とアン」でスコット先生を演じておられたお方です。
久しぶりにお話ができて嬉しい時間でした。
そしてそして、
今週は坂本龍馬が襲撃された寺田屋事件も描かれましたね。
歴史に詳しい方はもちろんご存知でしょうが、この伏見の寺田屋は、有馬さぁが大山さぁたちと斬り合いになったあの寺田屋と同じ場所です。
短い時代に2つの大事件の現場になるなんて、すごいですよね。
余談ながら、事件後に坂本龍馬が残した手紙には、「嬉しかったのは、西郷吉之助が京の藩邸で襲撃のことを聞くやいなや、短銃に弾を込めて、伏見まで自分を助けに来ようとしてくれたことです」と書かれてあるそうです。
西郷さんにとって龍馬は本当に大切な人だったんだなと思うエピソードですし、僕は西郷さんがピストルを持っていたというのも意外でした。
藩の備品(?)かもしれませんが、ピストルといえば、やはり龍馬のイメージが強いからですかね。
さあさあ来週は、
吉之助の思いが「倒幕」から、武力による「討幕」へと変わっていく大事な回です。
いよいよ大詰めですね。
ここからは、西郷兄弟の話にもなっていきますよ。
来週も、是非観てくいやんせ。
チェスト。