この、三菱重工に出戻り組が増えているという記事で。

 
実は私も出戻りなんですよね~、
というですね。。。
 
約8年前に、私は今の会社を退職しました。
 
会社が嫌になって退職したのではなく、現パートナーが米国からインド・バンガロールに転勤になり、私もついていきたいなぁと思って退職しました。
 
そのときは盛大に送迎会をしていただきました。。
 
ですが、インドで暮らすというのは暇なもので。
パートナーは日中はもちろんオフィスへ行きますよ。
私は家にいますよ。
 
マンションの中のジムで運動したりプールで泳いだり。
施設内のスーパーに買い物に行くくらい。
日中は家にいるしかないんですけど、家にはパートナーの母親もいる。
まぁ姑ですよ。家はコルカタなんだけど、いろいろ世話好きなので家にいまして。
 
家事は3人のメイドさんがやってくれるので何もすることなし。
もうそれが嫌で嫌で。
 
マンション施設の外側は危ないから、行くときはちゃんと言ってと言われるし。
面倒だし。
籠の中の鳥ってこういうことだなぁと毎日思ってました。
 
こんな、いっつも飛び回ってるような人間が家の中にじーっとしていられるわけない。
ですよね。
もう、ほんと会社を辞めたことに後悔しました。
 
なので、もう嫌だ。会社に戻る!
って思い立ち、部長に帰国したら会ってほしいとアポとって。
それで今にいたります。
 
幸い、私は会社を辞めたのはそういう理由だったので会社も特に問題なく復帰可能。
一応、人事部部長とかと面談もありましたけど、何もなし。
 
それから、私の場合は「復職願」みたいなものを退職前に出していたんですね。。
もし帰国して、会社で働ける状況になるかもしれないという万が一を考えて、
復職させてねっていうお願いをさせてもらっていました。
それがスムーズに復職できたことにもつながります。
 
話はちょっと飛びますが、私の現上司はシンガポールに住んでます。
彼も家族の関係でシンガポールに住まなくちゃいけなくって、それで、会社を辞めようかと
思ったんだけど、会社が「辞めなくていいよ、シンガポールから働きなさい」と許可。
なので、上司とはずっとオンラインでやりとりです。
まだ慣れない状況で引継ぎしているので、オンラインだと面倒だし直接会ってやりとりしたほうが便利なんですがまぁ仕方ない。
 
だから何が言いたいのかって言うと、復職した人間っていうのは、外に浮気をして
元サヤの良さを痛感してるんですよね。
だから、今でも「会社のためなら」という気持ちで働いていますし。
 
出戻り組は私だけじゃなくて結構いるんですけど、やっぱりみんな戻ってきた人は
私と同じ気持ちじゃないかなぁと思います。
 
こういう会社が増えてくるのはいいんじゃないかとは個人的に思います。