フジテレビ系「LIVE2009ニュースJAPAN」が命の現場と題して

放映していた現代日本における犬に関する特集および告発の

特集。


一夜では深夜営業のペットショップ、二夜では子犬の繁殖に

ついての問題点が取り上げられていました。


そして昨晩、命の現場・第三夜は、捨てられた犬の殺処分に

ついてでした。


以前、捨てられた犬や猫を一時的に預かるボランティアをし

ていたことがあり、その関係で保健所の現状を見に行ったこ

とがあります。


殺処分される犬や猫たち。

どうにかできないか考えても、あまりの数の多さにどうにもで

きないのが現状です。


他のニュース番組でしたが、以前、殺処分されるまでの流れ

を聞きました。その時は犬たちは映っていなかったので、ど

のように犬たちが移動され、どこで殺処分されるかという場所

の説明でしたが、イメージするだけでも心がとても痛みました。


しかし、昨晩の番組では、実際に犬たちが殺処分されるまで

の映像が流れました。


犬たちの怯えた表情、苦しんで死んでいく姿と鳴き声は、何

度も目を背けたくなりましたが、これが人間たちが行ったて

きたことで招いている現実なんだ、見なくてはいけないと思い

最後まで見続けました。


捨てられた悲しみの大きさ。

どうなるかわからない大きな不安。

その後に、苦しみながら死んでいくのです。


ご存知ない方も多いと思いますが、殺処分は安楽死では

ありません。二酸化炭素で窒息死させるのです。

長ければ10分以上苦しむそうです。


小さなボックスに押し込められるので、子犬は大きな犬に

踏み潰されて死ぬこともあります。


男性と一緒にきた女の子が、処分料2000円と子犬を渡す

姿。男性は悪びれた様子もなく、苦笑い。


この光景を見た女の子は、どう感じるんだろうかと、考え

てしまいました。


思い出しながら書いているだけでもまた涙が出ます。

本当に辛いです。


とても衝撃的な映像ですが、動画で見ることができます。



キャスターの滝川クリステルさんが目にいっぱい涙を溜め
声を詰まらせながら話していた姿が印象的でした。

下記のサイトで、殺処分の方法について改善を求める署名
活動が行われています。


人間の無責任な心ない行動で、日本では1年で31万頭もの
犬や猫が殺処分されています。

殺処分が減っていくように… せめて殺処分が安楽死の
方法となっていくように… ご協力をお願いします。