ブログ再起動と災害支援へのご協力のお願い | 欧州野球狂の詩

欧州野球狂の詩

日本生まれイギリス育ちの野球マニアが、第2の故郷ヨーロッパの野球や自分の好きな音楽などについて、ざっくばらんな口調で熱く語ります♪

 皆様、ブロガーとしては大変ご無沙汰しております。SYSTEM-Rです。この度、約2年ぶり(?)に欧州野球ブロガーとしての活動を再開しようと思い立ち、久々に自分の原点に戻ってまいりました。長らく不在にしてしまっており、本当に申し訳ないです。

 

 2016年にベースボールブリッジが解散を決議してから(より正確には同年2月のBCリーグトライアウト以降からですが)、色々と自分の中でも乗り越えなければならない壁が多かったこと。ベースボールブリッジの後継として立ち上げた、新団体「NO BORDERZ BASEBALL(ノーボーダーズベースボール、以下NBB)」代表としての活動が多忙を極めたこと。そして日々国際野球情勢がドラスティックに変化し続ける中で、いったん中断してしまったブロガーとしての活動再開のタイミングを見失ってしまったことが重なって、今日この日までなかなか記事執筆を再び始める決意ができない状態でいました。

 

 しかし一方で、NBBとしての活動を続けていく中で突き付けられた重い事実もありました。それは、残念ながらまだまだ我が国においては国際野球に対する商業的な需要が限られていること。いや、より正確には需要が喚起できるほどのレベルで情報が世に流通しきっていない、ということです。現在手掛けている活動の中に、欧州における野球事情を国別に深堀して紹介するガイドブック『Basbalo(バスバーロ)』の制作と、同人誌即売会での頒布並びにネット販売がありますが、(作者としては忸怩たる思いではありますが)残念ながら全くと言っていいほど売れていません。コンテンツとしての国際野球の魅力を高めていくためには、かつて自分がそうしていたように日常ベースでニュースなどを発信し続け、人々の目に留まる機会を増やしていかなければならないのだ、と思い直した次第です。

 

 今シーズンの戦いは既に終盤に入ってしまっていますので、振り返り程度しかできなくなってしまうかと思いますが、2019年以降は少しでもかつての情報発信基地としての姿に近づけていけるよう、努力を重ねていきたいと思います。再び軌道に乗るまでには時間もかかるかもしれませんが、温かい目で見守っていただければ幸いです。

 

 さて、再開一発目の記事では敢えて野球ネタではなく、タイトルの通り時事ネタを取り上げたいと思います。ご存知の通り、今年の日本は年始から立て続けに各地で大災害に見舞われ続けています。この9月だけでも、関西では台風21号があちこちの建物や社会インフラを破壊して回り、そのわずか2日後には北海道胆振東部地震で全道停電が発生、不幸にも44名の方が亡くなる痛ましい事態が起きました。我々NBBにも札幌在住のメンバーがおり、幸い彼自身は特段の被害を受けることなくすみましたが、被災地では今なお物資が不足している地域も多いそうです。そこで、微力ながらも北海道にも縁がある団体として、自分たちも少しでも被災者の皆さんにお力添えすべく、救援物資の募集を行いたいと考えています。現在、現地で不足しているものは下記の通りだそうです。

 

・飲料水

・水用のポリタンク

・ランタンや懐中電灯

・小型発電機

・使い捨ての紙皿やコップ

・割りばしやスプーン

・介護用、乳児用のおむつ

・携帯用トイレ

・フリーズドライ食品

・乾電池

 

 本来ならば、我々自ら現地に赴いてボランティア活動すべきところかもしれませんが、まだまだ道内は電力が復旧していない地域も多く、素人がおいそれと足を踏み入れられる状況ではありません(事実、現地でも現時点ではボランティアの受付はできないとのアナウンスがされています)。今のところは災害派遣の豊富な経験を持つ陸海空自衛隊をはじめ、警察・消防・自治体その他プロの皆さんに最前線での実働はお任せしつつ、自分たちなりにできることがしたいと考えています。上記の物資のうち、もしご協力いただけそうなものがあれば下記住所までお送りいただけると助かります。

 

 〒001-0911 北海道札幌市北区新琴似6条11丁目8-8 前田浩康宛 TEL: 080-1861-0374(担当:渡辺)

 

 物資をお送りいただける方は、恐れ入りますが事前に一度メール(globalbaseball532@gmail.com)にてご連絡いただければ幸いです。お問い合わせもお気軽にお寄せください。また、本記事については1人でも多くの方の目に留まるようにしたいと考えています。ぶしつけなお願いではありますが、Twitter、Facebookなどでの拡散協力よろしくお願いいたします。末尾にはなりますが、北海道や大阪にとどまらず災害の後遺症に苦しんでいる全ての皆さんが、一日も早く元の平穏な暮らしを取り戻せるようお祈りしております。