サイゾー7月号が、「いびつな芸能界の被害者?「川田亜子自殺」報道の裏側」という記事を書いています。さて、私はもう正直谷口が鬼畜だろうがテイラーが山師だろうがどうでもよい、うんざりという気持ちです。この記事にも川田さんが一番輝いていた時代の写真が掲載されています。この時の川田さんは後の自分の運命を知る由もありません。この写真を見ただけで、落ち着き始めていた心が再びかき乱され、涙してしまいました。仮に、谷口に罰が与えられたところで、川田さんが生き返るわけではない。むしろ谷口に罰が与えられて皆がカタルシスを感じるのは間違いだと思います。それよりも彼女の生の軌跡に思いをはせ、彼女に祈りを捧げ、各自が自分の人生を見つめなおすことのほうがはるかに大事だと思います。コメント欄で、千さん からいただいた「川田さんとの天国での再会―これが私が今この事件で気落ちしている方々に明示出来る一つの「希望」です。」というコメントは、私にとっても心の支えです。とはいえ、まとめサイトとしての義務は全うしたいと思います。谷口の記事を書くのは正直大変な心労なのですが、あの男の犠牲者をこれ以上増やさないためにも必要なことだと思います。

サイゾーは、生前彼女と面識のあったテレビ局関係者に取材しています。

「大げさではなく、芸能界全体に激震が走りました」

これは、川田さんが業界最王手のケイダッシュの幹部と交際関係にあったからだといいます。

「彼は週刊誌の直撃取材では否定しているが、昨年10月頃まで結婚を前提に交際していたのは事実」

なのに、マスコミ各社がそれ以上突っ込まないのは、なぜか。

要するに、彼はアンタッチャブルな存在なんですよ

この記事では、ケイダッシュの名前が書かれていますが、ケイダッシュの名を掲載しているのは、私の見たところ、サイゾー週刊サンデー毎日だけです。あとは皆「大手芸能事務所」です。川田さんが所属していた事務所名は明らかなのにそれすら自主規制して記事にすることはできない。

ケイダッシュがアンタッチャブルな存在であるが故に、闇に葬り去られた情報として、サイゾーは、テイラー氏との三角関係や、谷口が川田さんに送った脅迫メール の一件を報じています。脅迫メールについては、東京スポーツが報じていますが、これだけ「おいしい」ネタに東スポ以外が乗らないというのもまた異常な事態といえましょう。

また、サイゾーには、芸能プロ幹部の証言として、谷口が興信所を使って川田さんの素行調査を行なったり、仕事を徐々に減らして報復工作をしていたことが報じられています。川田さんには複数のストーカーがいて彼女を悩ませていたことが、お父様のインタビューで明らかにされていますが、なんとそのストーカーの最たるものは谷口本人だったということになります。ちなみに、別の週刊誌では、生前、川田さんが、「部屋が盗聴されている」と訴えて業者に検査を依頼した一件が報じられていますが、川田さんのマンションは、谷口名義で借りられていたマンションです(フラッシュ)。となれば盗聴器を仕掛けた男の正体は明らかといってもよいでしょう。

自分から離れていった女性への異常な執着と復讐心が谷口の特徴のようです。谷口と交際関係にあった榎本可奈子は異常なほど激やせした後、逃れるように佐々木投手と不倫関係に陥った後、結婚しました。また、東スポ5月31日号は、谷口がご執心だった畑野浩子が、自分から逃れるように柏原崇と結婚したことに激怒し、畑野を仕事から干すと同時に(畑野がタレントしてこれからというときに突然「休業」を宣言したのは驚きました)、ドラマ『いつもふたりで』(CX系)収録中であった柏原を、頸肩腕症候群なる病気を理由に2話で途中降板させた一件を報じています。しかも谷口のこの異常な要求・難癖をフジテレビのプロデューサーが拒否でなかったというのですから驚きです。

サイゾーによれば、生前、「日テレのMさんは大丈夫かしら」と川田さんは漏らしていたとのことです。このMさんとは他誌の報道によれば宮崎アナのことです。谷口は、川田さん同様の手口を使って、宮崎アナにも甘い言葉で接近し、独立を画策していたというのです。

「彼のやり口を知っている川田だからこそ、Mのことを気にかけていたんでしょうね」

川田さんの他者への思いやりを伺えるエピソードです。それだけに彼女の繊細な心をもてあそんだ鬼畜の所業は許せません。

週刊現代6月14日号は、川田さんの知人の話として、連休あけに、彼女の出番を減らしてほしいという申し入れがテレビ局に事務所サイドからあったことを報じています。

「彼女は、自分は干される、居場所がどこにもないと思ったのではないでしょうか」

と知人の方はいわれています。仕事がないと川田さんは非常に不安定になるということは、テイラー氏も証言しています。(女性セブン漫画実話ナックスルズ8月号というゴシップ誌になるともっと表現は直截的です。

「X氏がストーカー行為や仕事を入れない様にするなど嫌がらせをするようになり、彼女は精神的に追いつめられてしまったんです。それが今回の自殺の主たる原因となったのは、ほぼ間違いない」(週刊誌記者)

さらに、実話ナックルズによれば、

「じつは最近もX氏と仕事をしていた系列事務所のスタッフが首吊り自殺をしているんです。これもX氏との仕事で悩んでいたといいます。また、あるアイドルもX氏の執拗な誘惑に悩み、ノイローゼでこれまた自殺してしまったようなんです。」(芸能プロ関係者)

としています。なんと川田さん含めて、三人の女性が谷口の毒牙にかかり、命を落としているというのです。本当でしょうか・・・ただ、谷口のその地位を利用した陰湿なセクハラに関しては、元TBSプロデューサーの方の証言 があります。

谷口から仕事を徐々に減らされ、いやがらせをうけていた川田さんがすがったのが、自称平和運動家のテイラー氏ですが、このテイラー氏も

「荒唐無稽なことばかり言うテイラー氏にスポンサーが激怒したことがあり、その窓口になっていた彼女にもクレームが来たらしい。もしそれが事実ならば、マジメな性格の彼女のこと、かなり心労を重ねていたことでしょう。」

と、サイゾーは某芸能レポーターの証言を引いています。谷口の魔の手から逃れるために、榎本可奈子や畑野浩子が頼った男性は、まがりなりにも彼女達を谷口から守りました。川田さんが頼った男がテイラー氏でなれば・・・という思いは拭い去ることができません。(テイラー氏の関する記事はまた別に書きます)。川田さんは最後の最後まで男性運に恵まれなかった・・・


追悼川田亜子アナ・・そして誰が彼女を「殺した」のか

参考HP
川田亜子さん・自殺?まとめ