遺棄される猫たち 2018/06/26 | aihamalteseのブログ

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愛犬の名は「あい(♀)」、犬種はマルチーズ、2010/4/18生

 時々家の駐車場に姿を現していたが、3月にTNRした(妊娠していた)後は、朝夕にご飯をねだりに来て庭で鳴いているクロネコさん、焼きカツオを咥えてはどこかに運んでいる。

(イヴとキラが興味津々・・・)


 6月21日、そっとあとをつけた。

 とある一軒家にたどり着いた。

 

 そこで見たものは、生後3~4カ月?の仔猫4匹がウロウロ、三毛あり・さびありで秋には仔猫がワンサカ産まれることは間違いない。

クロネコさんはこの子たちに運んでいたのだろう

 

 

 秋にはヤバイことになる。家人に事情を聞かねば、

 「ごめんください」   「は~ぃ」

 

 そこで見たものは、先ほどの猫よりさらに小さい仔猫4匹に授乳しているこちらも若そうなクロネコさん! あいにくスマホ持ってなくて写真撮れず。

(次の写真は23日に捕獲した時のもの)

 

 以上で10匹、クロネコの♂が1匹寝転がっていたので11匹

 

 

 

 

 家の主は独居高齢婦人、捨てられていた野良猫(首輪した猫もいたそうな)が可哀想でご飯を…と。

 生保を受けていて医療費の余裕が無く、気になっていたが…と。

 さらに困ったことに、立ち退きを迫られていて、7月中旬には引っ越し予定と云う。

 

 生保では規準があり家賃の上限値が。猫を連れてはいけないと途方にくれていたところに出会ったと云うことのようだ。

 

 郡山市も遺棄される猫が多い。移住してきてもうすぐ6年になるが、保護して家ネコにしたのが4匹、里親や預かりさんにお願いしたのが5匹になる。餌場に姿を見せなくなり人知れず消えたネコも多い。

 現在でも家の周りで痩せた野良猫を見るが、今春に4匹目の「キラ」を家猫にした以後は置き餌しないと決めている。借家住まいの限界がある。胸が痛むが…

 

 

 行き場が無くなる11匹?の猫、少ないツテを頼りに受け入れをお願いした。ありがたいことに余裕などどこもないなか手を挙げていただいた。
 

 離乳までの預かりさんとその後の受け入れ先が決まったので、先ずはその母子5匹を捕獲・搬送できることになった。

  乳飲み子はさておき、母猫は馴れていないので家人は捕まえられない。捕獲器を使うことにした。

 23日早朝、捕獲器を持って伺うと、授乳中の母猫が玄関前でご飯をくれと催促してきた。目の前で捕獲器をセット、一瞬で入ってくれた。乳飲み子は家人がヒョイと掴んでキャリーケージへ、10分で捕獲終了。7時には250㎞離れた預かりさん宅に向かって出発できた。

 

(預かりさん宅 4匹とも目がクシャクシャ、早速手当と爪切り)

 

 

 

 残っている母子5匹と♂クロネコの捕獲・保護が待っている。その時までの時間はあまりないが、今は朝夕の給餌にダミーの捕獲器も利用して備えているところだ。預かり先の目途と搬送の手立ても決まれば良いのだが・・・

 

 

(家に来ていたクロネコさん、上の4匹の母猫のようだ)

 

 

 適切なTNRは猫たちを助けるだけでなく人をも助ける。ご飯を与える責任として(保護できなくてもせめて)不妊手術は必須と心得よです。

 

 保護にかかわる労力・費用は半端じゃない。

 保護は人生を変えることを余儀なくされる。      

 

 

 

 

 21日に飯舘村の給餌に行って以来今日で5日間行けていない。

 幸いなことに土日はNatsumint隊さんと清川しっぽ村さんの二組が、さらに日月は愛ちゃん&しんちゃんペアが、飯舘村の給餌に回られた。UさんKさんは言わずもがな。

 

 ご近所の猫様のこと、体調のこと、今週も「訪問日記」が書ける日は少ないだろう。毎月の状況を鑑みれば、しばらくは給餌ボランティアが厳しい期間に入っている。水曜のJupiterさん頼みが続きそうだ。