あなたは誰のもの? | NIGHT HAWK FLIGHT★彡

NIGHT HAWK FLIGHT★彡

テーマ別に見てもらえると
わかりやすいかもしれません

 NIGHT HAWK→自分の想い、日常
 RHODSE WALK→愛猫ローズの日記
 SONIC VEIL→音楽への想い
 時の消える時→詩集、BELAVIS
 THUNDERBOLT Ex→バンドのこと


緊急事態延長につき…


相変わらず…走り回ってます(笑)



土手上の舗装路もすっかり走らなくなり、日の無い時間にトレランしてます。

多摩川は土手に街灯が無いので、真っ暗闇の獣道。
ヘッドライトを点けても路面がはっきり見えるのは10mくらいまで、20mくらい先までは何となく認識出来る感じかな。



十六夜(いざよい)の月が輝く、午前3時過ぎ

最初はルートを見失って、胸程もある藪に突っ込んで抜け出せなくなったりしたけど、ルートを覚え、溝や段差の走り方にも慣れて、ペース上がってきました。



ついに6分代突入!

この時間の土手下はさすがに誰にも出くわさないので、マスクは下ろしてます。
心拍数も安定して、まわりを眺める余裕も出てきました。気持ちいい♪

ただ…シューズが汚れる(笑)
2回走るとこんな泥んこに。
多摩川土手下は、藪、硬い土柔らかい土、砂利道、芝生…と盛り沢山なので、ある意味、登山道より勉強になる。
路面によって走り方や姿勢も変えなきゃならないので、舗装路のランニングより疲労度はハードなんだけど、土の上ならでは衝撃が少ないので関節に故障が出ない。
自然は優しいね。

ライトに照らされた蚊柱が吹雪のように自分を通りすぎ、コウモリが並走してくれる。
藪に隠れてこちらを伺っているタヌキチやヌコ達。
自然はどこまでも優しい…


そして…


緊急事態につき、100km達成です!

転倒無し!故障無し!(笑)


真っ暗闇のなか、一人で走っていて…ふと、昔のことを思い出したんだ。
そういや、ランニング始めた頃は、ずっと夜中に走ってたなって…
走りながら、何でおれは夜にばかり走ってたのか考えてた。

あの暗闇の向こうには何があるんだろう…そう考えると怖かった。
こんなに広い世界に自分は一人、走っても走っても誰にも出会わないのが怖かった。


あなたは 人と違うから…


多摩川ナイトレイルは、あらためて自分に教えてくれた。

自分は、一人で生きているんじゃなかったのだと思い知らされる世界


私の恐怖は あなたの生気




ある武術家の妻がそっと呟いた

あなたの命はあなたのものだが、あなただけのものではない