2014年5月3日(土) 第145カ国目 エリトリア
首都アスマラの街並みはスーダンよりも全然栄えていて、キレイ。
なんといっても建造物のおしゃれさと、街中の道路がきちんと舗装されていること!
これらは全てイタリア植民時代の発展によるものなんだとか。。。
加えて、イタリアンの安定した味が200円以下で楽しめる物価もありがたい。
パニーニは25ナクファ(=約50円) スパゲティは50ナクファ(=約100円)
今日は「戦車の墓地」に行きます。
独立戦争時に攻めてきたエチオピア軍やらイタリア軍やらが撤退で放置していった戦車らしい。
逆光と遠目でものすごくわかりづらいけど、この黒っぽく山積みになってるの全部
戦車らしき錆びた鉄の残骸です。
相当数放置されたことがわかります。
このアスマラで他とは一風変わった場所(?)といえば、リサイクルマーケットMedeber。
ガラクタのようなものがここに集められ、
職人たちの手によって新たな製品に作り変えられます。
溶接って確か直視しちゃいけないんだよね?
それ以前にダンボールで顔面ガードって心もとなさすぎ・・・笑
“モノを大切にする精神”とするなら、日本人と共通するところがあるのかもしれないけど
彼らの場合は近隣国他の関係が緊張しているから、たくさんの物資は見込めないという
現実問題があるのだと思います。
それに加えて国が貧しいから遠方からの輸入はコストがかかりすぎる。
だから、あるもので出来るだけ代用する。
まぁここで働けていることで生活を支えている人もたくさんいるのだからwin-winなのかな。
次はアスマラ周辺の住民が集まるサタデーマーケット[土曜市]。
観光客が楽しめるようなみやげ物のマーケットとかじゃなくて住民の生活用品を売ってるもの。
そこで地元の人たちの生活が垣間見るのが、好き。
そしてアスマラには洋服の仕立て屋さんがたくさんあります。
エリトリアはキリスト教徒とイスラム教徒が混在しているけど、
いずれも伝統文化で基本的に肌の露出が禁じられているからセクシーな格好が出来ない。
なのに、売ってる服は胸やくびれが強調されていてなかなかセクシーなものが多い・・・。
実は彼女たち、インナーウェアでめちゃくちゃおしゃれしてるんです!
厳格なアラブの国でも、女性服のお店はかなり華やかでセクシーな服を取り揃えていて
店の前を通るたび「どこで見せんのよ?」と疑問に思っていたんだけど、
一見地味に見えるズボッとしたワンピースの裾から、実は赤やらピンクやら派手な服がのぞく。
公的には見せられなくても着飾りたい。
室内でもいいから美しい自分を演出したい。
そして、好きな男性に選ばれたい。
どの世界に行っても女は女だなぁ・・・って実感する。
お金が中途半端に余ってしまったので、ワタシも一着仕立ててもらうことにしました。
とはいえ真っ赤や派手派手な柄を着る勇気はないので
かろうじて日本でも許されそうな、しかしいつもの自分からは少し冒険した生地をチョイス。
中に裏地がないと着れないくらい薄いんだけど、
その白い裏地が高すぎて予算が足りなかったので
裏地は日本に帰ったらパタンナーをやっている親友に発注することにして、
外側のみ仕立てて頂きました。750ナクファ(=約1500円)。
このおじさんが4時間くらいでさっと作ってくれました。
なんか・・・妊婦みたい。笑
あんまり英語が得意じゃないからボキャブラリーが無いのか、
試着した後みんな声をそろえてSexy!!って10回位言ってた。
女性の肌の露出に免疫が無いんだろうな。。。
そんないつもとはほんのちょっと違う自分を発掘するのも、
これまた旅。
この夏、日本でコレを着る機会に恵まれるのでしょうか・・・。
ものすごくくすぐったいんですけど。
でももし見かけたら、お情けでいいから褒めてやってください。
いやいや、贅沢言いません。 せめて否定しないでやってください。笑
だから、旅はやめられない。
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