2014年5月14日(水) 第26カ国目 三度目のエチオピア


(つづき)



専門家じゃないワタシが感じるコーヒーの味なんて、
空気を伝染する彼らのハートだけでも格別な味に変わってしまう。

片言の英語で一生懸命カフェのことを伝えようとしてくれたり、
撮った写真を見せてあげたりして、
すぐに出るのがもったいなくて、ついでに朝食までオーダーしちゃったりして
予想だにしなかったまったりした朝の時間を過ごすことができた。

気分を良くしたワタシは
「なんだ、エチオピアも捨てたモンじゃないじゃん♪」
と調子に乗って、2件隣のカフェにも突撃。

さっきと同じようにちゃんと断りを入れて、また作業過程を写真に撮らせてもらった。
         
エチオピア7 エチオピア6

エチオピア8 エチオピア9



会計時、5ブル(=約25円)のマキアートを清算しようと10ブル札を渡したところ
なかなかお釣りが戻ってこない。

日本と違い、海外ではおつりの用意が無いことが普通なので、どこか探しに行ってるのかなー
と思って待っていると、レジのお姉ちゃんが笑顔で手招きするので行ってみると
「ねぇ写真代はくれないの?
 さっきたくさん撮ったでしょ。」

と言い出した。


・・・やっぱりここはエチオピア。


写真にも写るバリスタだった彼は真摯に仕事をして、嫌がらずワタシを受け入れてくれて、
それでも何の要求もせず優しい笑顔をくれた。

彼のせいじゃない。

彼のせいじゃない。。。

無関係なはずの、今突然関わってきた外野がほざいているだけ。

頭ではわかっているんだけど、やっぱり悲しい。
結局はお金で成り立っている関係性、それがワタシの体感するエチオピア。


写真代100ブル(=約500円)くれだって? 笑わせんなよ。
お釣りを渋りながら出すレジのお姉ちゃんを真っ直ぐ見ながら、その5ブルをレジ台に叩きつける。

「金払えばあんたは満足!?お金が大好きなんだね!!?」
日本語で静かにキレた。

その5ブルを置いて出るワタシに、
ホラ持っていきな!と彼らが叫ぶもワタシは無視して店を出る。

小額すぎるチップというのは、
チップがゼロであることよりもイヤミな意味を持つのです。


ワタシの気持ちを表現するには、あまりにもちょうどいい手段だった。


・・・まぁキレるほどのことでもない、エチオピアではよくある話 なのですが。
真心の無いやり取りなんて、最初からいらないっつーの。


一筋縄ではいかないエチオピア。




だから、旅はやめられない。




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