昨日で阪神淡路大震災より22年経ちました。

あれから日本各地で災害・震災に見舞われた地域の方々にお見舞い申し上げます。
阪神淡路大震災から神戸は復興しましたが、

この日が来るとあの時の火事の恐怖や、

瓦礫の山となった街を母と弟と三人で空きのある避難所を探し歩いた事、

避難所での不便さを思い出します。

辛い事ばかりではなく家族の有り難さや、地域の方々や海外留学生との

交流を深められた事は私達家族にとって素晴らしい体験となりました。

今の神戸の問題点は震災を経験した人が少なくなってきているという事。

地域によっては若い方々との世代交代もあり、近所付き合いが希薄に

なっていると聞いてます。地域の方々との助け合いが生死を分けたり、

生きる希望を持てたりするので震災に備える為にも、地域活性化の為にも

地域との関わりを繋げていきたいですね。特に留学生の方々は日本語も分からず、

情報も入ってこず、家族と連絡も出来ず、一人でどんなに心細かった事でしょう。

そういう留学生の一人と震災時に出会い、今でも家族と感じられる仲になれた事

は私達家族にとって最高の宝物です。日本にいる限り天災は免れないと思いますが、

備えを怠らず生活していきたいと戒める日になっております。

(写真提供:神戸市)