「里見八犬伝??」って人の為の木島的まとめ〜木島出演の舞台を200倍楽しむ為に〜 | 木島忠の「ただただ書いてくブログ」

木島忠の「ただただ書いてくブログ」

つらつらと
ただただ木島タダシの日常を
綴っていく事とします。

はいどーもー!皆様ご存知の木島でございます

さてさて、本日TheFunkyPirates快賊船 cinemalive vol.39
「Re・BIRTH-南総里見八犬伝異聞-完結編」の初日でございます

そんなわけで、観劇が200倍面白くなる木島的まとめを作りました!!

「名前は知ってるけどよくしらねぇなぁ」とゆー方

「前編見てないけど、今回のは楽しめるの?」とゆー方

少し長いですが、是非是非お読み下さいI
(基本的に前編をベースに作成していますので、原作と異なる点が有ります。ご了承下さい。)



☆★南総里見八犬伝の「なにそれ?」とあらすじ★☆

~南総里見八犬伝ってなに??~
江戸時代の後期に曲亭馬琴(きょくていばきん)という人物が書いた長編小説です。
全98巻にも及ぶ超大作で、馬琴はこの作品を書き上げるのに本8年もの歳月を費やしたそうです。

室町時代を舞台に、里見家にまつわる因縁と、里見家を救うべく縁によって結ばれた八犬士の活躍が描かれています。

~あらすじ~
時は1441年。「結城合戦(ゆうきかっせん)」という戦で敗れた「里見義実(さとみよしざね)」は安房(あわ)へと逃れる。

因みに、安房の国とは現在の千葉県の南部の地域です。

その安房の国では、4群の内2群を治めていた「山下定包(やましたさだかね)」がヒデー政治で民衆を苦しめていました。
そんな時、義実は「金碗八郎(かなまりはちろう)」という男と出会います。そして、八郎の協力を得て兵を挙げた義実は定包をやっつけます。

しかし、定包には「玉梓(たまずさ)」という名前の妻がいました。この時代、戦に負けると家族まで殺されるって事はよくあることでした。家族が復讐に来るリスクをなくす為だったんですね。

でも、心の優しい義実は玉梓を殺さずに見逃すことにします。ところがどっこい、ストイックな考えの八郎に説得されて、やっぱり玉梓を処刑する事に決めてしますます。

当然、玉梓は怒ります。そして「里見家の子孫を煩悩の犬にしてやる」と呪いの言葉を残し死んでいきます。後にこの玉梓の呪いが世の中を戦乱に巻き込み、里見家を苦しめることになります。

時は経ち16年後の1457年。定包から勝ち取った2群の領主となっていた義実はピンチに直面します。里見領が飢餓に陥っているのをいい事に、隣領の館山から「安西景連(あんざいかげつら)」の軍が攻めて来たのです。

城の落城も時間の問題という状態のある日、義実は飼い犬の「八房(やつふさ)」に「敵将・景連の首を取ってきたら、娘の伏姫(ふせひめ)を嫁にやる」と言います。勿論、ジョークです。

因みに、八房の名前の由来は、体に八つの牡丹の形の斑が有るからだそうな。この牡丹の形が物語に大きく関わってきます。

暫くして、驚く事に八房が敵将・景連の首を取って義実のところに戻って来ます。
義実は八房にたっくさんご褒美をあげます。が、しかし!!八房はそのご褒美には一切めもくれません。その挙句、盛りの付いた八房が伏姫の寝床に乱入する始末。

空気を読んだ伏姫は「いくらジョークでも、君主が約束した事を覆させる事は出来ない」と言って、八房と一緒に富山(とやま)という山へ入っていきます。
しかしながら、伏姫は八房に体を許すことはせず、数珠を持ちながらお経を読む毎日を過ごしていました。

それに怒ったのは伏姫の許嫁「金碗大輔(かなまりだいすけ)」です。この大輔という男は、義実と一緒に山下定包と戦った金碗八郎の息子です。

大輔は八房をやっつけるべく鉄砲を持って富山へ入山します。
大輔は八房の討伐には成功するのですが、その時、誤射によって伏姫にも重傷を負わせてしまいます。
瀕死の状態の伏姫は「犬の子供のなんか孕んでない事を証明する!」と言って自分で腹をかっさばきます。するとなんと!伏姫の腹から白い光が溢れ、持っていた数珠を空中に運び、八つの大玉を四方八方の遠い地へ飛散させました。

この飛び散った大玉には人道八行の文字「仁・義・礼・智・忠・信・考・悌」がそれぞれ刻まれていました。

この後、大輔は出家して坊主になり、名前を「犬」の字を崩して「丶大(ちゅだい)」と改め、飛散した八つの玉を探す旅に出ます。その玉を持つ者が里見を救う者となる事を信じて……

ここから、玉を持つ者「八犬士(はっけんし)」の集結と玉梓の呪いに翻弄される里見の国の物語が始まって行きます。

次回は観劇する上でのマメ知識と前編のまとめを載っけます!

当ブログのシェア&読者登録を宜しくお願いします♪


読者登録してねペタしてね

やってます!!1ポチっと↓を押して頂けると感激です。

役者志望ランキングへ