1月下旬本


1月は土日になると、お山の天気がなかなかよろしくなく

でも、まあ行けるかなあ?と

この日、選んだのは、谷川岳富士山

武尊山と迷ったけど、若干こっちのほうが

お天気大丈夫かなぁ?というのと

昨シーズンは武尊山だったから、今シーズンはこっちにしとくか!

ということで.....。

本当はね、厳冬期の西黒尾根にチャレンジしたいのですよ。

でもひとりだと不安で汗いつものコースにしました。



ちなみに、赤城山も考えたケド、赤城は爆風予報だったのでアセアセ台風台風台風


冬の谷川岳は何年ぶりかな???



始発のロープウェイ待ちをしていたら

マイク・ハリスさんがいた!!!


↑これは、先日、職場でテレビ見ていたら

たまたま出てきたのをパチリカメラ



ロープウェイは行列でした。でも早めに乗れたほうかな??

ロープウェイを下りて準備していたら

女性に話しかけられました。

ナント!!御座山の山頂で一緒になった

山友さんのお友だちでした音譜


私の顔を覚えてくれていて、見つけてくれたことに感動(/ _ ; )

嬉しかったです。またどこかでバッタリできるかな??

このあたりは、まだ青空で良い天気でした晴れ

風もそんなになかった気がする。


白毛門のほうも、お天気良さそうです。


出だしの急登を登りきると、山頂が見えました。

このまま、お天気もってくれたらなぁ〜。


途中の避難小屋の埋もれ具合は、こんな感じ。


この日は、下のほうは、さらさらパウダーで

トレースついていても、時々埋もれました。



ガシガシ登りたいのだけど

なんか、右足、歩きづらいし、妙に滑る.....



と思っていたら、プレートが外れて

そのあいだに雪が溜まってしまっていました。


実は、昨シーズンに新しく12本のアイゼンを買ったのですが

(それまでは10本アイゼンで頑張ってました)

購入して、初おろしした時も、外れてしまったんです。

(ブルーファングのとき)


で、プレートを買い替えしたのに、またもや外れた.....。


少し歩いては、雪をピッケルで出して....で

マジ歩きづらかった汗


そんなこんなしながら登っていたら

強風が吹いてくるようになり

肩ノ小屋に着いて、いったん仕切り直したけど

そこから山頂方面は.....

気づいたら

ウン、ホワイトアウト気味デスヨネ......



山頂は何度も行ってるし、うーん....

ちょっと進みながら、やめておこうかな

って、ちょっと戻って...


いや、とりあえず行こっか、とまた進んでみたり汗


とりあえず、トマの耳には行ったけど、暴風台風台風台風


なんも景色見えねぇぇぇぇ

寒いぃぃぃぃぃ


と心の中で叫びながら

こんな中でも、他の登山者さんたち

進むもんだから

私もオキの耳も行っとくかって進んだのだけど.....



視界が見えなくて、え??

ホワイトアウトもだけど、それ以前に

見えないと思ったら

サングラスが曇って、それがさらに凍ってしまったのでありました雪の結晶あせる


ぼんやり見えてるのと、勘で歩くけど

何度か吹き飛ばされそうになり

いや、稜線だし

ひぇぇぇぇぇぇってなって

引き返すことにしました。



ほとんど見えてない状態で、とりあえず撮っておいた↑カメラ

皆さん、よくこんな中行くよ.....汗すごいなぁ。


この日、山頂の天気予報は、11時くらいから曇り

気温はマイナス13度、風速は15くらいになってたけど

実際どうだったのかは、わからない。


そんなこんなで、途中ずっこけて、マジ危なかったダウン

なんとか肩ノ小屋まで戻ってきて

風避けられそうなところで、焼きいも焼き芋頬張るも

震えが激しくて、呼吸もはぁはぁ激しくて

全っ然喉通らなくて

ちょっとだけ食べて、もっと風の弱い下のほうへ下りて

身体温めよあせるってことで、下山始めました。



天狗の溜まり場あたりまで下りてきたら

身体も温まってきて、残りの焼きいもを頬張りました焼き芋


だいぶ下までおりてきて振り返る。

山頂付近だけ、見事に白く雲がかかってる。



どんどん見えなくなっていく。

アリさんサイズの登山者さんたち、わかりますか?


下のほうは風も穏やかで、のんびり景色見ながら

戻りました。


水墨画のような景色。



山頂と、下で、まるで違うのがよくわかる景色。


今まで谷川岳、青空で風も穏やかでめっちゃ天気のいい時しか行ったことなかったから

良い経験ができたなぁって思いました。



雪山はお天気で、天国か地獄か変わる。

太陽が出てるか、出てないか、だけで全然変わる。

風があるか、ないか、だけで全然変わる。


それがまたいいのよね。


"何事も経験"ッスね。



3年前の、晴天の谷川岳本

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5年前の、ピーカン谷川岳本

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豚おしまい豚